イベント ヒゲの町長がゆく

◆川崎町のまち自慢大会!
令和6年11月9日(土)川崎小学校の学習発表会
いよいよ3年生の劇が始まりました。

◇町長室
解説者「ここは町長室。何やら町長が怒っているようです」
町長「これを見てくれ!川崎町が住みたい町のランキングに入っていない。なぜなんだ!」
秘書「確かに。なにか、川崎町の良さを知ってもらう方法はないのでしょうか」
町長「う~む…町の宝を決める大会をして、それを売り出してみるか?」
秘書「さすがぁ~町長ぅ。それでは広報かわさきで、みんなにお知らせしましょう!」
解説者「はて?川崎町にはどんな宝があると思いますか?」

◇まち自慢大会 会場
音楽(ファンファーレ)と共に幕が開き、同時にステージのライトがつく
司会者「さあ、まち自慢大会インチかわさき!盛り上がってまいりましたぁ。次の人どうぞ!」
審査員「町の宝は『青根温泉』?」
町民A「そうです!なんと450年前から続く青根温泉。あの伊達政宗が泊まりにきました」
審査員「それはすごい!合格」
合格の鐘がなる(みんなで拍手、喜ぶ)
司会者「それでは、次の人どうぞ」
審査員「宝は『支倉常長』?」
町民B「常長は、川崎町育ち。400年前にスペインと交流、日本人で初めてチョコレートを口にしたんです。常長は川崎の、いや日本のほこり」
審査員「結構。結構。合格です!」
合格の鐘がなる(みんなで拍手、喜ぶ)
司会者「次は『チョコえもん』?」
審査員「チョコえもん?どなた?」
町民C「えー。チョコえもんを知らないのぉ?耳の下に入ると幸せになれるチョコ」
審査員「そうなんだ。合格チョコ」
合格の鐘がなる(みんなで拍手、喜ぶ)
司会者「お待たせ、どうぞ」
審査員「宝は『自然』ですか」
町民D「まず蔵王のお釜といいますが、実は川崎町にあるんです」
審査員「おお~SNSでその情報拡散!合格です」
司会者「さて、お次の番です」
町民E「川崎町には食堂が22軒。どの食堂も、うんめぇ~よぉ。こんにゃく、そば、ビール」
町民F「ビールでカンパーイ!」
審査員「皆さ~ん。お酒は20歳になってから。食べ物がおいしい。わくわくします。合格」
合格の鐘がなる(みんなで拍手、喜ぶ)
司会者、町長、秘書だけ前に出る
司会者「みんな合格になりましたが」
町長「ま、それだけたくさんの宝があるとわかって良かった!」
秘書「河北新報に取材に来ていただきましょう」
ステージ暗くなりあやしい音楽
バスタ「ちょっと待った。俺たちを忘れられたら困るぞ!」
司会者「皆さんは?どなた?」
バスタ「俺たちは、お宝バスターズ。お宝をいただきにやってきた」
バスタ「川崎町のお宝は、す・べ・て俺たちがい・た・だ・い・た」
全員「きゃ~」「やめて~」
舞台いっぱい大混乱
町長「諸君、落ち着きたまえ。実は大会に出ていない最高のお宝があるのだが…。それも盗むことができるかな?」
バスタ「盗めるさ、俺たちは有名な」
バスタ「お宝バスターズ!」
(ポーズを決める)
バスタ「今まで盗めなかったものは何一つないからな」
バスタ「あ~っはっはっは~」
秘書「最高のお宝って…大丈夫ですか町長…お宝って」
町長「歴史や文化を守っているのは、誰だろう」
町民A「私たち、ここに住む人々」
全員「確かに」(小さな声で)
町長「食べ物がおいしいのって?」
町民E「農家の人やお店の人が心をこめて作っているからだよね」
全員「確かに!」(中くらいの声で)
町長「自然が豊かなのって」
町民D「町の人たちが普段から自然を大切にしているからだよね」
全員「確かに‼」(大声で)
町長「その通り!本当のお宝は川崎町に住む、みんなだ」
全員「おおぉー」
秘書「お父さん、お母さん、おじいちゃん、子供たち…」
町長「全員が宝なんだ」
合格の鐘がなる(みんなで拍手、喜ぶ)
町長「さあ、川崎町の本当のお宝を盗むことはできるかね」
バスタ「そ、それは盗めない。そんな素敵なお宝があるとは」
バスタ「私も川崎町民になりたい」
バスタ「私もなりたいです!」
全員「バンザーイ!バンザーイ!」
解説者「というわけで、まち自慢はこれで終わりです。またお会いしましょう」
全員「さようなら~」
※一部省略しています。

ヒゲの町長に負けないよう頑張ります。
川崎町長 小山 修作