くらし 叙勲の栄誉

春の叙勲受章者が4月29日付けで発表されました。

■春の叙勲
◇瑞宝双光章
清野喜久雄氏
(元亘理町消防団団長)
清野喜久雄さんは、昭和53年に町消防団団員を拝命以来、45年間の長きにわたり、消防団員を勤められました。
特に、消防防災活動における機動力の拡充を図るため、消防施設整備年次計画の策定にあたられ、消防力の機械化整備促進に力を注いだことで、現在では消防ポンプ自動車2台、小型動力ポンプ積載車29台が配備されています。また、団員の教養訓練としてポンプ操法訓練や水防訓練などを実施し、消防精神や技術の練磨、士気高揚などを図り、団員の養成にも努められました。
受章にあたり清野さんは「大雨や火事など、深夜に現場対応することも多かったため、家族には迷惑をかけた。受章を機に、改めて感謝を伝えたい」と話しました。

◇瑞宝単光章
佐藤政已氏
(元亘理町消防団副分団長 元亘理町交通安全指導隊隊長)
佐藤政已さんは、昭和49年に町消防団団員を拝命以来、36年間の長きにわたり、消防団員を勤められました。また、町交通安全指導隊としても昭和50年から令和4年まで勤められ、平成29年からの5年間は隊長として指導員の統率や指導に尽力されました。
特に、通学児童の交通事故防止のための街頭指導や小学校などの交通教室での指導、さらには町主催行事における参加者の安全確保や交通指導にあたられ、町民の交通安全意識の向上や交通事故防止に多大なる貢献をされました。
受章にあたり佐藤さんは「出動前に必ず食事の準備をしてくれた妻の支えがなければ、このような夢のような章をもらうことはできなかった」と話しました。

※叙勲を受章された方々の紹介については、発表の住所地から亘理町民と確認できた方で、受章者本人から掲載の了承を得られた方のみ掲載しています