健康 【特集】健康づくり推進員(後編)(1)
- 1/41
- 次の記事
- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県七ヶ浜町
- 広報紙名 : 広報しちがはま 令和8年1月号
■減塩しているのに、どうして取りすぎ?
病気などで介護の必要がなく、自立した生活ができる期間をいう「健康寿命」。七ヶ浜町民の健康寿命は、県内でも下位、男性が約2年間、女性はなんと4年間も健康でない期間があったんです。
しかし、健康診断でD判定(要治療)なのに、半分の人が病院に行かないという事実!なんでだろう?
先月に引き続き、健康づくり推進員のお三方と町の保健師、栄養士が、Dでも病院に行かない町民の気持ちや気をつけているはずの減塩の落とし穴など、推進員として経験を重ねてきたからこそ、見えてきた町民の健康についてお話しいただきました。
◎参加者
[健康づくり推進員]
・大島順次(おおしまよりつぐ)さん(汐南)
・佐藤雅恵(さとうまさえ)さん(花)
・仁科督子(にしなとくこ)さん(汐)
[健康福祉課保健師]黒川祐希(くろかわゆき)
[健康福祉課栄養士]櫻井美紀子(さくらいみきこ)
◇みんな知ってる高血圧 意外と知らない高血糖
【黒川】皆さんの活動で、1年目は町全体の健康課題について、2年目は、もう少し深堀りしてみようと血糖、血圧について研修をしましたが、この2年間で特に印象に残っていることはなんですか。
【佐藤】高血糖については、皆さん「食いすぎなんだべ」みたいな認識ですね。
それが重大なことにつながっていく前兆とはあまり捉えていないような気がしていましたので、血糖値についての勉強ができたことがすごくよかったと思います。
時代も今、血糖値にスポットが当たっていて、テレビでも高血糖を取り上げていますね。
透析も結局は高血糖から移る人が多いということを聞きました。身の回りでも透析の送迎の車が回っていて、透析患者も増えていると感じています。
【黒川】高血圧はイメージができるというか、普通に生活していても耳なじみがある。でも実は高血糖というのはどういう病気なんだろうかと、意外と知られていないんですね。
【佐藤】もともと血圧のことは皆さん知っていて、降圧剤を飲んでいる方が年齢的には、ほぼみんなという感じです。
高血糖は「甘いものの食べすぎじゃないか」って勝手にそれだけで終わらせちゃっているところがありますね。放置するとどんどん大変なことにつながるというところまでは知られていない気がします。
【黒川】怖いのは合併症だといいますね。症状がないから放置していいということではなく、症状が出たらもう進行しているんですよね。
【佐藤】そう壊死とかね。やがて歩けなくなる、目が見えなくなる。
【黒川】それがまさに健康寿命が短いということにつながるんですね。
【佐藤】40代くらいからこういう情報をみんなに知ってもらえたら少しは変わるのかな。
【黒川】まさに働き盛りの世代ですね。
