くらし あきた白神ツーリズムって、どんなトコ?(1)

こんにちは!李梓霖(リー・ズーリン)です。今回は、私が働くあきた白神ツーリズムについてお伝えします!
プロフィール:
名前…李梓霖(リー・ズーリン)
出身…台湾
担当…外国語担当・マーケティング担当
好きな食べ物…カツカレー(レストラン真珠)翁飴(桔梗屋)アジアン能代うどん(夢工房咲く・咲く)
これからの目標…樹木医の資格を取ること

Q設立したきっかけは?
Aあきた白神エリアが観光で潤う地域になるために
能代市をはじめ、人口減少が進むあきた白神エリア。このエリアをこれからもずっと続いていくまちにするためには「観光で稼げる地域づくり」が必要です。その地域づくりを行う組織として、平成31年2月にあきた白神ツーリズムは設立されました。
特に、インバウンド誘客に力を入れながら、地元事業者と協力して観光で稼げる仕組みづくりを進めています。

Q どんな活動をしているトコ?
A エリアの観光データ分析、情報発信、受入環境整備など
(1)観光データ分析・戦略策定
エリアの観光についてデータを分析し、その結果から「どうすれば多くの人が来てくれるか」を考えたり、旅行者が「行きたい」と思うような仕組みをつくります。

観光データからこんなことが分かります!:
あきた白神エリアで一番観光客が多い施設…道の駅ふたつい
エリアに最も多く来ている外国人観光客…台湾

(2)情報発信
ホームページやSNSでエリアについての関心・興味を高める情報を発信します。

(3)旅行商品企画・販売支援
地元事業者と連携して地域にある観光素材をさらに魅力あるものにして、商品の企画や販売の支援を行います。

(4)外国人旅行者の受入環境整備
宿泊施設、観光施設内の案内板や飲食店メニューの翻訳支援などを行い、受入環境を整備しています。英語や中国語(繁体字)の翻訳のほか、単語を指差しすることでコミュニケーションが取れる「指差しツール」導入などの支援を行っています。

(5)地域との情報共有
インバウンドや観光についての勉強会を開催したり、ご要望に応じて集会・セミナーなどにお邪魔してあきた白神ツーリズムの取り組みなどを紹介したりしております。

Q あきた白神エリアの課題って?
A エリアのことを知っている人が少ない
秋田県内であれば、「白神」は有名かと思いますが、日本、ましてや世界となると知らない人がほとんどなのが現状です。世界中の人に知ってもらうことがとても大切だと考えています。そのために多言語観光ポータルサイトやSNSでの情報発信に取り組んでいます。
また、これまで国外のメディアやインフルエンサーを招いて、体験したことや感じたことなどを発信してもらったり、エリアに対しての意見をいただいたりしています。

Q 市民の私たちにできるコトは?
A 一緒に「観光」に取り組みましょう!
ゴミ拾いやあいさつといった行動も「観光」のひとつです。ゴミだらけだったり、住民の方が冷たかったりするまちに観光したいとは思いませんよね。まちの良い雰囲気をつくることも観光につながっています。
観光は、市民の皆さんが文化や地域に誇りを感じたり、訪れてきた世界中の人々との絆を深めたりするきっかけにもなります。能代市に魅力を感じて観光しに来ている人がいることに、もっと関心をもって一緒に観光に取り組んでみませんか。