- 発行日 :
- 自治体名 : 秋田県横手市
- 広報紙名 : 市報よこて 令和7年6月号
■[横手の伝統食編]棒ダラの甘露煮
干したタラを柔らかく戻し、砂糖やしょうゆで甘辛く煮込んだ保存食です。甘辛い味が染みたタラがほろほろと口の中でほぐれる食感が楽しめます。お盆や正月などの行事料理として親しまれています。
▽材料(4人分)
棒ダラ…300グラム
塩…小さじ1
[A]砂糖…300グラム
[A]料理酒…100ミリリットル
[A]しょうゆ…100ミリリットル
▽作り方
(1)棒ダラをたっぷりの水に一晩ひたして戻す。
(2)戻した棒ダラを鍋に入れて、塩を加える。棒ダラが隠れるくらいの水を入れて、落としぶたをする。骨が柔らかくなるまで、弱火または中火で3時間ほどじっくり煮る。
※圧力鍋を使用する場合は、中火で加熱し、加圧の蒸気音がしたら、弱火にして30分ほど煮る。
(3)(2)がしっかり冷めてから、別の鍋に煮汁ごと移し替える。[A]を入れて、落としぶたをして煮詰める。
(4)煮詰めたら、再度冷まして器に盛り付ける。
▽調理のポイント
棒ダラを、しっかりと時間をかけて水で戻して煮ることで、骨まで食べられます。冷凍用の密閉袋に入れて、冷凍保存することもでき、自然解凍して手軽に食べることができます。ご飯のおかずや酒のおつまみに合いますよ。
(レシピ紹介横手市旭婦人会の皆さん)