- 発行日 :
- 自治体名 : 秋田県大仙市
- 広報紙名 : 広報だいせん「だいせん日和」 2025年5月号
■鮭の稚魚5万匹を放流、記念講演ではサケにまつわるスペシャルソングを披露
大仙市誕生20周年・鮭ふ化放流事業130年記念放流式、記念講演
大仙市誕生20周年と鮭ふ化放流事業130年を記念したサケの稚魚放流式と講演会が3月16日に行われました。
花館地区の玉川で行われた記念放流式には、市内の児童と保護者約110人が参加。「大きくなって帰ってきてね」と声をかけながら、稚魚5万匹を放流しました。児童を代表して大川西根小6年(開催日時点)の坂本喜勢さんは「サケがこの川にのぼってくるのを楽しみにしている。僕もサケと同じように、大人になるための第一歩として、4月から始まる中学校生活を頑張りたい」と話しました。
大曲市民会館で行われた記念講演には、約270人が来場。おさかなクイズショーでは、タレントで絵本作家の「さかなのおにいさん かわちゃん」が魚の生態や海の大切さをイラストを使ってクイズ形式で解説しました。続いて行われた、お笑い芸人のはなわさんのスペシャルライブでは、デビュー曲の「佐賀県」などを披露。また、この日のために作詞・作曲した「銀の流れは時を越えて」を、後輩でものまねタレントのHEY!たくちゃん(関連記事・3ページ)と一緒に歌い上げ、会場を盛り上げました。
■寄贈
たくさんの善意、ありがとうございます
◇大仙市商工会女性部
小学1年生の交通安全のために
大仙市商工会女性部(伊藤まり子部長)から、大仙市商工会管内の小学1年生に黄色い学童傘を寄贈いただきました。
傘は、同部の「おもてなし活動」で得た収益金を活用し、平成25年度から小学校新入学児童の交通安全を願って頂いたもの。4月に同会管内の小学校に入学した新1年生182人に贈られました。
◇秋田おばこ農業協同組合
食・環境と農業への理解を深めるきっかけに
秋田おばこ農業協同組合(齊藤武志代表理事組合長)から、補助教材「農業とわたしたちのくらし」を寄贈いただきました。
教材は、「JAバンク」が行う「JAバンク食農教育応援事業」を通して子どもたちに食や環境、農業について理解を深めるきっかけになってほしいと頂いたもので、市内の各小学校で活用されます。
◇秋田県保険代理業協同組合 有限会社ワールド保険
交通事故防止・犯罪被害防止のために
秋田県保険代理業協同組合(工藤和夫理事長)と有限会社ワールド保険(田代敦代表取締役)から、市内の中学1年生に反射バンドを寄贈いただきました。
反射バンドは、視認性が悪い夕方や夜間の交通事故防止と犯罪被害防止を目的に頂いたもの。4月に市内の中学校に入学した新1年生497人に贈られました。
■表彰功績をたたえて おめでとうございます
◇大曲南中学校の取り組みが全国表彰(学年は3月19日時点)
「〝届けよう、服のチカラ〟アワード2024」優秀賞
「脱炭素チャレンジカップ2025」文部科学大臣賞
第3回「2050年、社会はこうなってほしい炭素ゼロ社会をつくるアイデア」募集 日本環境教育学会賞
※詳細は本紙またはPDF版をご覧下さい。
■寿百歳(ことぶきひゃくさい)
-いつまでもお元気で-
在宅で100歳を迎えられた方を紹介します
◇栁田 ハナ子 さん
好き嫌いなく何でも食べます
仙北地域在住の栁田ハナ子さんは、大正14年3月31日生まれ。若い頃は近所の農作業の手伝いと食堂の皿洗いをしていました。また、東京都で生活していたときには、入院患者の付き添い家政婦などをしていました。現在は、娘夫婦と孫と元気に暮らしています。
◇後藤 芳男 さん
戦争体験を書に記しています
大曲地域在住の後藤芳男さんは、大正14年4月16日生まれ。90歳まで仕事を続けながら戦争体験についての漢詩を書いたり、記録を残したりしてきました。好き嫌いなく何でも食べることが長寿の秘訣と話す後藤さん。現在は、家族のサポートを受けながら穏やかに暮らしています。