- 発行日 :
- 自治体名 : 秋田県大仙市
- 広報紙名 : 広報だいせん「だいせん日和」 2025年6月号
5月2日、老松博行市長が市議会臨時会で3期目に向けた所信表明演説に臨みました。
市民の皆さんと約束した「だいせんの未来を拓(ひら)く『10の公約』」を中心に、大仙市のさらなる飛躍・発展に向けて強い決意を表明した演説内容をお伝えします。
「若者や女性に選ばれ、誰もが豊かさを実感し、暮らし続けたいと思えるまちづくり」「一人一人が居場所をもち、個性と能力を発揮して活躍できるまちづくり」に向け〝迅速果敢〞に全力で取り組んでいきます。
■だいせんの未来を拓(ひら)く「10の公約」
誠心誠意、迅速果敢に
◇雇用と所得を生む本市発展のエンジンとなる
地元商工業の振興と企業誘致の推進
・頑張る地元商工業者への応援、起業・事業承継への支援
・人手不足に対応した人材確保対策、DXや働き方改革の促進
・市民ニーズの高い業種を中心とした企業誘致の推進
◇日本の食料を支える産地として未来へ躍動する
「力強いだいせん農業」の実現
・農業の担い手の確保と生産基盤の整備、スマート農業の推進
・持続可能で稼げる「だいせん農業モデル」の創出
・畜産・林業の振興、鮭ふ化事業の継承、農山村環境の保全
◇こどもの成長と学びを地域で応援する
出産・子育て・教育環境のさらなる充実
・こどもの学びを最優先にした小・中学校の計画的な統合
・屋内こども遊び場施設の整備と学校給食費の段階的無償化
・子育て支援の充実と地域全体でこどもを育む環境づくり
◇高齢者をはじめ誰もが安心して暮らせる
保健・医療・福祉のさらなる充実
・高齢者の暮らしを支える買い物・移動支援の充実
・高齢者がいきがいを持ち、活躍できる環境づくり
・「健幸まちづくりプロジェクト」による健康寿命の延伸
◇災害に強く、雪に負けない いのちと暮らしを守る
安全・安心なまちづくり
・防災・減災対策と災害対応力の強化、雪対策の充実
・生活環境の維持向上に向けた空き家対策のさらなる強化
・道路や橋りょうをはじめとした生活インフラの整備
◇まちの強みを伸ばし、未来を切り拓く
だいせん創生の加速化
・「大曲の花火」100回大会の成功と国際花火シンポジウムの誘致
・「世界少年野球大会」の開催、スポーツ起点の地域活性化
・「道の駅」などの整備、インバウンド観光・文化観光の推進
◇人口減少社会に対応し、人と環境に優しい
未来に続く共創のまちづくりの推進
・SDGs未来都市計画の推進による持続可能なまちづくり
・人口減少社会に対応した都市機能の維持と公共交通の再構築
・大曲駅周辺の整備促進と主要都市公園の再整備
◇魅力を発信し、新風を呼び込む
移住・定住の促進とシティプロモーションの強化
・若者や女性に選ばれる移住・定住策のさらなる推進
・ふるさと納税やSNSなどを通じた関係人口の創出と拡大
・まちの魅力と価値の共創によるシティプロモーションの強化
◇若者が夢を叶え、女性が輝きを増す
若者・女性活躍のまちづくり
・若者が自由に意見を発信し、活躍できる環境づくり
・あらゆる場面で女性が参画し、能力を発揮できる社会づくり
・多様な価値観が尊重され、多文化が共生するまちづくり
◇市民に優しく、未来を展望した
デジタル改革と持続可能な行財政運営の推進
・DXによる市民に優しく利便性が高い行政サービスの拡充
・機能的でコンパクトな「市民のための市役所」庁舎の整備
・未来を見据えた行財政改革と公共施設の最適化・整理統合
〝大仙市のすべての地域をすみずみまで元気にしたい〟
〝市民の皆さんが住み良さを実感し、将来に希望が持てるより良いまちにしたい〟
この決意と覚悟は、これまで一度たりとも揺らいだことはありません。
3期目も決して歩みを止めることなく、強い決意と覚悟を持って
市民の皆さんのため、そして大仙市のさらなる発展のため、誠心誠意、全力を尽くします。
■市政は、市民の皆さんと大仙市全体の発展のために。
大変革の時代に、市民の皆さまのご負託をいただいた私がなすべきことは、21年目の歩みを踏み出した「ふるさと大仙」の未来を切り拓き、さらなる飛躍と発展に向けた礎を築いていくことであると考えています。
「協働・共創のまちづくり」の理念のもと、市民の皆さまと手を携えながら、直面する多くの課題にしっかりと向き合い、「若者や女性に選ばれ、誰もが豊かさを実感し、暮らし続けたいと思えるまちづくり」「一人一人が居場所をもち、個性と能力を発揮して活躍できるまちづくり」に向け、迅速果敢に、全力で取り組んでいく所存です。