くらし 令和6年第4回五城目町議会定例会 12月9日~16日

■組織機構改革等に伴う関係条例の整備に関する条例や本年度補正予算など
19案件を可決・承認

令和6年第4回町議会定例会が、12月9日から16日までの日程で開催され、「組織機構改革等に伴う関係条例の整備に関する条例案」や「令和6年度一般会計補正予算」など19の案件が、原案通り可決・承認されました。
今月号では、定例会初日に行われた渡邉町長の行政報告を抜粋して紹介します。

■町長行政報告
◇第7次行政改革推進プログラムを策定
人口減少やデジタル化、多様化するニーズや災害等に対応するため、今後5年間の取り組み方針を定めた「第7次行政改革推進プログラム」を策定しております。
今後も引き続き、町民の皆さまのご意見に耳を傾けながら、「第7次行政改革推進プログラム」の4つの基本方策に沿って、確実に行政改革を推進してまいります。

◇町予約式乗合タクシーの運行内容見直し
現在、五城目町予約式乗合タクシーは、五城目地区等を含む全町民を対象とした戸口運行を実施すること、五城目地区内での拠点間移動を可能とすること、利用料金を一律300円で統一すること、の3点の見直しを検討しています。

◇ごみ処理の広域化を協議中
今年4月に「秋田市・潟上市・八郎湖周辺清掃事務組合ブロック広域協議会」を設置し、これまで3回の協議を行っております。
協議会では、具体的な広域化のメリットやデメリットを整理するとともに、中継施設の必要性やその効果の検証、施設整備にあたって必要となる検討期間や耐用年数から試算した建設時期等について検討を進めており、年度末には、広域化に係る方針を協定としてとりまとめることとしております。

◇地域防災計画の改訂を進めています
今後は第2回防災会議を開催し、計画改訂の素案について協議をいただくほか、2月には最終改訂案の作成に向けてパブリックコメント、住民説明会、改訂案に関する照会調査などを実施してまいります。

◇消防団員の救命胴衣を配備
水防活動を行う消防団員の安全を確保し、さらなる活動能力の向上を図るため、救命胴衣150着を配備いたしました。
災害時に重要な役割を果たす消防団の活動を支援するため、今後も引き続き装備の充実強化を図り、町民の皆さまの安心安全の確保に努めてまいります。

◇もりやまこども園への財政支援を実施
もりやまこども園については、少子化による園児数の減少により、収入が不足し、厳しい経営環境が続いていることから、今年度から令和11年度まで、町が財政支援を行うこととして協定を締結し、年度途中の入園を受け入れるための支援、特別支援保育事業補助金の拡充を行うこととしております。

◇農地利用に関する地域計画を策定中
今後は、11月に行った農業者との話し合いの内容を踏まえた目標地図等を作成するとともに、1月下旬に各地域の農業者の皆さまに説明し、内容をご確認いただきながら、本年度末までの計画策定をめざしてまいります。

◇令和7年度に町で全国朝市サミットを開催
八戸市で開催された第25回全国朝市サミットにおいて、令和7年度の開催地を当町とすることが正式に決定され、朝市振興委員会様からは、来年秋のきのこまつりと併せた形態で開催したい旨を伺っております。
町といたしましても、530年の歴史を誇る五城目朝市を次世代に引き継ぐため、全国朝市サミットの開催を支援してまいります。

◇馬場目川の河川改修事業に着手
県では、国の認可を得た馬場目川水系の河川改修事業に着手し、内川地区、富津内地区、馬場目川の馬川地区について、河川改修事業に関する説明会を開催しております。
なお、馬場目川の馬場目地区事業説明会につきましては、今後開催すると伺っており、町といたしましても、県と協力しながら事業が円滑に遂行されるよう努めてまいります。

■12月議会定例会で可決・承認された主な議案
◇組織機構改革等に伴う関係条例の整備
町職員定数の一部変更と、令和7年4月1日から税務課と出納室を統合し「税務会計課」にするための条例改正です。

◇町予約式乗合タクシーに関する条例
五城目町予約式乗合タクシーの運行を見直すための条例制定です。

◇令和6年度一般会計補正予算
補正後の累計額は75億4,038万円です。

◇各施設の指定管理者の指定
盆城庵・清流の森・各地区公民館の指定管理者を指定しました。

◆行政報告全文は町HPに掲載
行政報告の全文は、右のQRコードから町HPをご覧ください。