- 発行日 :
- 自治体名 : 秋田県井川町
- 広報紙名 : 広報いかわ 2025年7月号
7月1日から井川町では2人目となる地域おこし協力隊として、進藤航大さんが着任します。進藤さんには、株式会社イカワプラスで、ふるさと納税や地域振興に関する業務に取り組んでいただきます。
井川町の魅力をさらに広めていくことを目指し、新しい視点とアイデアで、地域の活性化に貢献してくれることを期待しています。
◆自己紹介をお願いします
はじめましてこんにちは。秋田市出身の進藤航太と申します。中学2年生の時にテレビで見た和菓子職人の姿に憧れ、将来は「和菓子で秋田を良くしたい」という想いを抱き、これまで生きてきました。
高校卒業後は京都の製菓専門学校に進学し、その後、老舗の和菓子屋で修行を積みました。そして、新たな勉強の為に東京での修行を経て、秋田に帰郷しました。私の長所は、学生時代に所属していた剣道部で培った粘り強さです。井川町で働けることをとても楽しみにしています。
◆なぜ協力隊に?
将来、地元秋田で和菓子屋を開業することが夢です。その夢の実現に必要なのは、秋田を知ることだと考え、「土地を知ること、人を知ること。」そこからスタートしようと考えました。秋田県は食料自給率全国上位です。最大の武器である「食」を守る事が秋田の未来を守ることに繋がると気が付きました。
そこで、食に携わる者として秋田に貢献出来る仕事を探していた時、「地域おこし協力隊」というものを知りました。井川町が特産品開発の任務を軸にした地域おこし協力隊を募集していることを知り、私がこれまで培ってきた経験を活かすことができ、私の想いと重なるイカワプラスでの仕事はかけがえのないものになると考え、志望を決意しました。
◆抱負をお聞かせください
私は井川町で「食育」をテーマに活動して行きたいと考えています。生活の基盤に食は無くては生きていけません。食べる事でエネルギーになって、お金が生まれ、癒やしが生まれる。この循環を食育として捉え、井川町が上向きになるような取り組みをしていきたいです。
ふるさと納税の返礼品として特産品開発に取り組み、全国に井川町をPR出来るように、そして町民の皆さんが誇りに思えるような財産を生み出すことが目標です。
◆趣味は?
お菓子の食べ歩きと研究、かわいい物やYouTubeなど動画鑑賞が好きです。
◆町民の皆さまへ
私が大切にしているのは「和」です。字の通り和菓子の和であり、なごみという意味があります。井川町で活動していくにあたって町民の皆様に寄り添いながら任用に努めて参ります。特産品開発というのは、自分ひとりでなすものではなく、皆さんと作っていくものだと考えています。そのため、きちんと理解してもらえるように伝えることも忘れません。形だけの物では無く皆さんに応援されて魂のこもった物を生み出したいからです。
今年70周年を迎えた井川町がこれから先の未来も希望に溢れるよう、地道に着実に頑張ります。よろしくお願いします。