くらし 東成瀬村 地域おこし協力隊

■活動日記
○ポッター レイリーン
みなさん、こんにちは!本当にあっという間ですね。昨年の6月に地域おこし協力隊として東成瀬村に移住してから、もう1年が経ちました。
毎日が新しい冒険で、思ってもみなかったような挑戦の連続でした。
なるテックに入社する前から、私は東成瀬とここに住む皆さんのことが大好きでした。訪れるたびに、村の皆さんの温かさに触れ、「私も周りに優しくありたい」と自然と思わせてくれる、そんな素敵な場所です。
地域の皆さんが力を合わせて前に進もうとする姿勢は、日々の暮らしの中のあちこちに感じられ、私自身の原動力にもなっています。仙人太鼓の響き、丸太市や村のお祭りでの笑顔と笑い声、雪下ろしの時にかけてもらう「気をつけてね!」の一言どれもが、「私たちはひとつの村なんだ」と思い出させてくれるのです。方言で語られる村の物語や、伝統行事への参加を通して、自分の仕事の意義を改めて感じています。
現在はマーケティングの講座を修了し、デジタルマーケターとして、村の魅力を世界に発信する仕事をしています。オーストラリアでは、経営者や飲食店のオーナー、卸業者など、どんな立場の人に会っても、私たちの村の「みんなで困難に立ち向かう力」に感動してくださいます。
これからも、世界中の人々に東成瀬の物語を届け、パートナーを見つけるために頑張っていきます。そしてその活動を支えてくださっている皆さんに、心から感謝しています。
本格的な夏がやってきますが、どうか体に気をつけて、皆さんお元気でお過ごしくださいね。

○ニクリシェエフ ドミトリイ
今年の3月、春の訪れと共に、私はなるテックに入社し、秋田県の美しい東成瀬村へと移住しました。ITの道を志し、自然豊かなこの地で新しい生活をスタートさせたのです。ロシア出身のドミトリイと申します。
両側を緑の丘や山々に囲まれた稲田、そして私の部屋の窓のすぐ前を勢いよく流れる川、この風景は私の日常生活を力強く彩ってくれます。
入社と同時に、私は地域おこし協力隊にもなり、地域の様々なイベントやお祭りに携わることができるようになりました。前職ではなかなか感じられなかった「地域とつながる喜び」や「誰かのために動く楽しさ」を、ここでは日々実感しています。
また、音楽が好きな私は、「仙人太鼓」という太鼓グループに入らせて貰い、新しい挑戦を始めました。いくつかの楽器は演奏できますが、打楽器は私にとって未知の世界。それでも、仙人太鼓の演奏は心に響くものがあり、何よりもグループの皆さんの優しさと情熱に惹かれています。すでにいくつかのイベントにも出演し、太鼓を通じて地域の人々と心を通わせることができました。
東成瀬村に移ってから、私の人生は大きく変わりました。自然、仲間、そして地域とのつながり、すべてが私の心を豊かにしてくれます。この選択をして、本当に良かったと感じています。
今後は、ここでの暮らしや活動を通じて、自分の国際的な経験やスキルを地域に還元し、「十村十色」という会社のビジョンにも貢献していきたいと考えています。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

地域おこし協力隊隊員数
(令和7年6月1日時点)
・村が直接雇用する隊員 4名
・民間連携隊員 53名
・委嘱隊員 1名