- 発行日 :
- 自治体名 : 山形県
- 広報紙名 : 県民のあゆみ 令和7年11月号
1)山形県産果実 150年のあゆみとみらい
「やまがたフルーツエキスポ」(令和7年8月9日10日山形市)
本県にさくらんぼや西洋なしの苗木が導入され今年で150周年となるのを記念し、山形市で「やまがたフルーツエキスポ」を開催しました。開会で吉村知事は「先人の努力と挑戦で現在のフルーツ王国山形がある。より多くの人に山形のフルーツの魅力を知ってほしい」とあいさつしました。
会場では旬のフルーツ販売や最先端のスマート農業機械の展示などを実施し、多くの来場者に山形の果実や果樹産業の魅力を伝えました。
2)猛暑に打ち勝ち、今年もおいしいお米ができました
「つや姫」「雪若丸」稲刈りイベント(令和7年9月22日村山市)米どころ山形の秋の実りを発信するため、吉村知事と村山市立戸沢小学校の児童が5月に田植えをした「つや姫」「雪若丸」の稲刈りを行いました。
知事は、「今年の夏は暑く雨が少ない厳しい気象条件でしたが、生産者の皆さんの努力により、おいしいお米ができました」とあいさつし、児童たちとともに黄金色の稲穂を丁寧に収穫しました。県では、山形のお米のおいしさが全国の皆さまに届くよう、今後も広く発信していきます。
3)共生社会の実現を目指して
山形県障がいのある人もない人も共に生きる社会づくり県民会議(令和7年8月19日山形市)障がいの有無にかかわらず、人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向けて、県では「障がいのある人もない人も共に生きる社会づくり県民会議」を設置しています。
今年の県民会議では、大学における学生支援やスポーツをとおした取組み、工賃向上の実例などを紹介し、関係団体と共有しました。今後も、市町村や各種団体と連携し、共生社会の実現に向けた取組みをさらに促進していきます。
4)高校生の活躍紅花研究で切り拓く未来
第9回高校生科学教育大賞・最優秀賞(令和7年7月30日)
県立置賜農業高校紅花研究班は、持続可能な農業と植物バイオテクノロジーへの理解促進を目的としたバイテク情報普及会主催「第9回高校生科学教育大賞」で最優秀賞を受賞し、同会の支援で研究をさらに前に進めています。
今回受賞した研究は、「最上紅花」の遺伝子解析とゲノム編集により、紅色素含有量が高く病害虫に強い新品種開発を目指すもので、栽培負担軽減や地域振興にもつながると大いに期待されています。
5)山形から名古屋便の2往復以上への増便を要望
株式会社フジドリームエアラインズへの要望(令和7年8月29日)
本県の折原副知事と山形空港利用拡大推進協議会(会長:山形市長)の会員団体の代表が、フジドリームエアラインズ名古屋本社を訪れ、山形から名古屋便の2往復以上への増便や利便性の高いダイヤ設定などを要望しました。
山形から名古屋便は平成26年3月の就航以来、東海地域とのビジネスや観光交流などに欠かせない路線となっていますが、令和7年度下期ダイヤでの減便が発表されました。次年度上期ダイヤからの復便を引き続き求めていきます。
