- 発行日 :
- 自治体名 : 山形県
- 広報紙名 : 県民のあゆみ 令和7年11月号
■県内大学生の地域との交流を応援‼
いつの時代も、若者の豊かな発想や行動力は、地域に活力を与え、私たちを勇気づけてくれます。人口減少が進行し、地域で暮らす若者も減少している昨今、若者一人ひとりの力はこれまで以上に重要となり、これからの地域活性化には、欠くことのできないものとなっています。
このような中、令和8年4月の公立化に向けて準備を進めている東北公益文科大学では、学生が、キャンパスだけでなく、地域に出向いて現場レベルで実践的に学んでいるほか、サークルなどの自主的な活動でも、地域の課題解決に向けた活動に取り組んでいます。公立化後は、大学と県、庄内地域の2市3町、産業界が連携して、学生による地域との協働がこれまで以上に充実していくよう支援していきたいと考えています。
また、今年度、開学2年目となる東北農林専門職大学では、学生が、同大附属農林大学校の学生とともに、新庄まつりの山車製作、囃子の担い手として参加し、地域との結びつきも生まれています。
学生の皆さんには、こうした経験を通して地域の人々と交流を深め、地域への愛着や親しみを育んでいただけたら嬉しく思います。そして、在学中はもちろん、卒業後も様々な形で山形県の地域活性化に貢献いただけることを期待しています。
山形県知事 吉村美栄子
