しごと 未来をひらく人と企業

たくさんある山形市の企業の魅力を、そこで働く若手社員が生き生きと活躍する様子を通じて、広くご紹介します。

●おふろcafe yusa 桃谷萌愛(ももやめい)さん

おふろcafe yusaは、黒沢温泉「悠湯の郷ゆさ」館内に令和4年にオープンした日帰り温浴施設です。運営母体である株式会社旅館古窯を含めた古窯グループは令和5年度には、観光業界の取り組みの中から創意工夫の見られるものを独自に選び、表彰する、株式会社旅行新聞社の「日本ツーリズム・オブ・ザ・イヤー2023」のグランプリを受賞しました。

社員数:116名
女性社員割合:56%
女性管理職割合:15.3%
令和7年1月末時点

「旅館」というイメージの枠を超えて、山形の魅力を発信し、山形の価値を高める多角的な事業展開に挑戦し続け、トップダウンとボトムアップを組み合わせた柔軟な組織づくりに着手した結果、若手社員の新しい発想をきっかけに「おふろcafe yusa」は誕生しました。訪れる人が自分らしい時間を楽しめる多彩なサービスを提供することで、地元はもとより他県からも多くのお客さまを集めています。
今回は、おふろcafe yusaで働く入社2年目の桃谷萌愛さんにお話を伺いました。

―入社のきっかけは
小さい頃からテーマパークが好きで、人を笑顔にできるサービス業に関わりたいと思い就職活動を始めたところ、就職情報サイトで弊社の理念である「今日、この瞬間に、最高の山形を。」というフレーズを見つけ、興味が湧きました。また、弊社が運営する就活生向け社員紹介インタビューサイト「note」で先輩社員の生の声に触れ、入社後の自分の姿を具体的に想像できたことが入社の決め手になりました。

―実際に入社して働きやすいと思うところは
社員全員が仕事に対してポジティブでチームワークが良いところです。施設内のレイアウトや飲食メニューは、季節やイベントに合わせて社員みんなで企画し、お客さまに提供しています。私が考えたメニューがお客さまに喜んでいただけた時、仕事に前向きになれますし、次の企画へのモチベーションが高まります。

―この会社で働いて良かったと感じることは
若手社員のアイデアを取り入れる企業風土と人材育成のプログラムがあり、社員一人一人が企業の成長に貢献している実感を持てることです。弊社では入社3年目までの若手を対象に、マーケティングなどを学び、新規事業を企画する年間プログラムの「フレッシャーズキャンプ」を実施しています。プログラム最終日は、社長や専務などの役員に新規事業を提案することになっていて、おふろcafe yusaもこのプログラムで提案されたアイデアを基に誕生しました。私もこのプログラムで新規事業を企画し、発表できたことは大きな自信になっています。

―今後の目標は
外国からのお客さまが増えていますので、外国の方にも親切・丁寧にご案内できるよう英会話を上達させたいです。また、引き続き新しいメニュー開発や新規事業の企画にもチャレンジしていきたいです。

問合せ:男女共同参画センター
【電話】645-8077