くらし 高萩市・新庄市 児童交流事業

今年の7~8月、本市と友好都市である茨城県高萩市との「高萩市・新庄市児童交流事業」を開催しました。初代新庄藩主戸沢政盛公が、新庄藩主となる前は松岡藩(現在の高萩市)の藩主であったことから、その縁が基となって本市と高萩市は平成元年に友好都市となりました。友好を深める一環として、毎年夏に両市の児童がそれぞれのまちを訪れる「児童交流事業」を行っています。

■新庄市→高萩市 「高萩ジャンボリー」
本市の小学5・6年生が、7月26日から27日に高萩市を訪問し、戸沢政盛公の松岡藩主としての歴史や、新庄とのつながりを学習しました。そのほかにも、高萩まつりの流し踊りコンテストへの参加や、海遊びなどを体験しました。それぞれの体験を通して、高萩市の児童との交流を深め、高萩市の歴史や文化を学びました。

■新庄市←高萩市 「萩っ子歴史探検隊」
高萩市の小学6年生が8月23日から24日に本市を訪問し、戸沢家の歴史を学んだり、新庄東山焼き体験などをしました。そのほかにも、高萩市ではあまり降らない雪を使ったアイス作り体験なども行いました。またバーベキュー交流会などを通して、両市の児童が楽しみながら交流を深めました。

■交流事業を通して…
本事業は親元を離れての活動のため、体験活動を通して自分からコミュニケーションを取るなど、児童の成長を促すことができます。また、さまざまな世代の方と関わるため、将来的な社会性を育むきっかけにもなります。この児童交流で経験した楽しさを次世代にも伝えたいと、中高生になってからもボランティアとして継続して参加する方もいます。

◎詳しくは、社会教育課社会教育係へ。
【電話】23‒5005