- 発行日 :
- 自治体名 : 山形県中山町
- 広報紙名 : 広報なかやま 令和7年4月15日号
■論語「學(まな)びて時に之(これ)を習う亦(また)説(よろこ)ばしからずや」…
4月、新たな生命が芽吹く季節です。
各方面で躍動するスターのニュースも次々と飛び込んできます。海の向こうのメジャーリーグでは、大谷翔平選手、山本由伸選手に続いて、佐々木朗希選手が同じドジャースに加わり新たなステージに挑戦しています。自分の夢を叶えるために新たな道を選択し歩んでいく姿は、私たちに希望と勇気を与えてくれています。
孔子の論語の首章に、「『學びて時に之を習う亦説ばしからずや』(学んだことを繰り返し練習するうちに理解が深まり向上していく。これはなんと嬉しいことではないか)」という格言があります。前記の彼らの現在があるのは、才能はもちろんのこと、それ以上の努力の積み重ねの賜物と改めて痛感するのです。
新年度を迎えるこの瞬間は、まさに新たな始まりを象徴しています。我が町の各方面でも新たな動きや出会いがあり、緊張感や不安とともに期待にあふれる芽吹きの時です。過去の経験を糧にして、新たな出発をともに喜び、学びを繰り返しながら一歩一歩未来に進んでいきましょう。
中山町長 佐藤俊晴