くらし 地域とともに歩む西川町立病院 患者さんとの対話を重視した医療を提供します

雪の降りしきる12月15日、町民と病院職員との対話会を開催しました。この対話会には、25人の町民の皆さんから参加いただき、病院職員17人と合わせた42人が3つのグループに分かれて、対話を行いました。

■対話会を開催!
患者さんが病院で診察などを受ける際は、受付から会計まで病院職員とたくさんの対話をします。その中で病院職員の話した内容と患者さんの受け止めた内容に違いが生じたりすることがあります。
このようなことをできるだけ解消し、患者さんに安心して診察や検査を受けていただくため、対話における言葉の使い方などを一緒に考え、さまざまな気づきを得ることを目指しました。

▽どんな場合に違いが生じるのか
町立病院は24時間365日の体制で患者さんを受け入れていますが、患者さんから話をうかがって町立病院で対応しきれないと判断した場合は、大きな病院に紹介したり、専門医に行っていただいたりすることがあります。この説明の過程で認識の違いが生じてしまうことが多いようです。できることとできないことをもっと明確に広報してほしいというご意見もありました。

▽人によって受け止め方が違う言葉も
看護師から「顔色が悪いようですね」と声をかけられた場合、次のような受け止め方の違いがあるという意見がありました。
Aさん「親身になって心配してくれてうれしかった」
Bさん「何とも思っていないのに体調が悪いのかと不安になった」

▽コロナ禍の頃との違いも説明
新型コロナウイルスが猛威を奮っていた令和4年度に実施された町民アンケートには、発熱した患者さんへの町立病院の対応に関する否定的なご意見がたくさん寄せられました。
これらのご意見にきちんとお答えできていなかったため、対話会の開催前に、コロナ禍の頃とは違う現在の対応の状況を総看護師長が説明しました。

※今回の対話会の内容の詳細や、町民アンケートのご意見と回答の内容は、町の公式ホームページに掲載します。つながるくんの配信などからも読むことができますので、ぜひご覧ください。