- 発行日 :
- 自治体名 : 山形県飯豊町
- 広報紙名 : 広報いいで 2025年6月号
このコーナーでは、町内外で活躍する町民の方に活動や町への思いをお聞きします。今回は、町商工会女性部の部長として活躍されている味田美代子さん(萩生)を紹介します。
◆人生を通して学び続け成長し続けていきたい
今回話を伺ったのは、町商工会女性部の一員として25年、そのうち部長として13年活動されている味田美代子さん。
入部したきっかけをこう語ります。「子育てが一段落し、幅広い知識やスキルを習得したいと思い入部しました」。
子育てと自営業を両立していた味田さん。子育てが一段落して入部を決意し、活動で得た知識を仕事にも生かせるのではないかと考えたそうです。
「多分野で活躍する方からの講話や勉強会を通して、幅広い知識を得ることができました。地域振興や環境改善にもやりがいを感じながら日々の活動を続けています。部員の皆さんと仲良くなれたことも非常に大きな収穫です」。
現在、商工会女性部は21人。めざみの里まつりの売店・研修事業・地域振興事業など、1年間を通して積極的に楽しく活動しているそうです。
令和3年度から、地域振興事業の一環で、お米のPRと消費拡大を目的として米こうじを使用した「商品開発」を行っており、昨年度は飲食店向けの商品開発を行いました。米こうじには、町内産のお米を使用。野菜は地元で採れた食材を使用するなど、随所にこだわりが感じられました。米こうじなどの仕掛け人として知られる(一社)ホールフード協会代表理事タカコ・ナカムラさんからの講話などを通して、半年以上試作を重ねたそうです。
「地元の野菜を活用した商品開発を続け、町の新たな特産品を増やしていきたいです。新商品は部員が経営する飲食店で予約限定で提供しており、米こうじで皆さんに元気になっていただきたいです」。
7月号に続きます