くらし [特集]Uターン移住 おかえり、わかまつ。(1)

あなたの「戻ろうかな」を「暮らし」につなげる
■会津若松に戻って暮らしてみませんか?
近年、結婚や子育て、転職などをきっかけに、ふるさとへUターンする若い世代が増えています。
また、テレワークなど時間や場所に縛られない働き方の選択肢が増えたことで、首都圏から地方への移住に関心が集まっています。
Uターンを含む移住者の増加は、地域産業の担い手の確保や地域経済の活性化、さらに地域コミュニティの維持などにもつながります。
子どもの帰省や親戚が集まる機会が増えるこれからの時季、会津若松へのUターンを含む移住について、家族で話し合ってみませんか。

本市への移住相談件数の推移

※交流会やセミナー参加者も含む

移住世帯数の推移

※県の数値は、各市町村からの報告により把握した世帯数
※市の数値は、市定住・二地域居住推進協議会での取り扱い件数

■「戻る」を選んだあなたの声を聞かせてください-
◆Voice1 きっかけは、故郷の味
→Uターン×就職
呑喰処蔵の店(行仁町)勤務 佐久間航(わたる)さん
会津若松市生まれ。市内の高校を卒業後、進学で上京し、就職。令和6年9月にUターン。
東京で働いているときに出張で会津若松に来ることがあり、いま働いているこの店で焼肉を食べたんです。私にとっては昔から慣れ親しんだ馬肉の焼肉でしたが、一緒に食べた同僚が絶賛してくれました。会社を辞めるときにそのことを思い出し、この味に可能性を感じました。飲食業という未知の世界での1からのスタートに不安はありましたが、挑戦してみたいという気持ちの方が大きかったですね。
高校時代は気付けなかったですが、このまちの魅力は、身近に豊かな自然があることだと思います。近所を散歩するだけでもリフレッシュできるので、都会での生活に疲れた人の受け皿になると思いますよ。また、会津若松市は、東京から車や電車で来ることができる距離です。移住や定住はハードルが高いと感じる人も、暮らしの拠点の1つとして、二地域居住などもお勧めしたいですね。

◆Voice2 穏やかな会津で暮らしたい
→Uターン×就職
会津若松市役所勤務 江川美咲さん
会津若松市生まれ。市内の高校を卒業し、県外の大学に進学。令和7年4月にUターン。
母が地域のまちづくり活動をしていた影響などもあり、高校生のころから、まちづくりに興味がありました。進学で一度は離れましたが、都会での生活は忙しくて……。穏やかな会津で暮らしたい、会津で働きたいと考え、戻ることを決めました。今は市役所で福祉に関わる仕事をしていますが、お客様と話しているときに大学で学んだことが生かせているなと感じることがあります。仕事は忙しくて大変ですが、充実していますね。
4年ぶりに戻ってきて感じたのは、新しいお店が増え、まちに活気が戻ってきていることです。また、会津は米や野菜、水がおいしく、何より、住んでいる人が温かいのが魅力ですね。私の住んでいる地域では、普段から地区の人が気軽に声を掛けてくれます。私にとっては子どものころから当たり前だったことですが、そうした温かい地域の魅力を盛り上げていけたらいいなと考えています。

▽地元に戻って、市役所で働きませんか?
市職員の採用試験では、民間企業や官公庁などで5年以上の職務経験がある人などを対象とした「社会人経験者採用枠」を設けています。

問合せ:人事課
【電話】39-1213

◆Voice3 新しいことに挑戦したい!
→Uターン×就農
よこやま農園代表 横山大地さん
会津若松市生まれ。県外の大学に進学し、県外で就職。平成28年4月にUターン。
進学で地元を離れ、一度は就職しましたが、「経営に携わりたい」「チャレンジするなら若いうちだ」という思いから、地元に戻って起業することに決めました。農業は家業でしたが、自分が農家になるとは想像していなかったです。でも、戻った当初、実家の農業を手伝ううちに農業の楽しさを知り、農業で起業しようと決めました。知り合いの農家に相談したり、市の補助制度を使ったりして、今は長ネギと青紫蘇(しそ)を中心に、有機栽培で育てています。
高校時代の友人は、県外で働いている人が多いですが、今はそのころとは違った友人も増えました。また、成人して気付きましたが、会津のお酒はおいしいですね。これも、地元に戻って気付いた会津の魅力です。今年は、農業用ドローンや自動操舵(そうだ)トラクターの導入を考えています。栽培規模を広げたいのはもちろん、効率的な農業も取り入れて、経営を強化したいですね。

▽就農を応援します!
市では、移住して就農を希望する人へ、研修や就農時の補助、家賃の補助などを行っています。
興味のある人はお問い合わせください。

問合せ:農政課
【電話】39-1253

◆Voice4 のびのびと子育てを
→U・Iターン×起業
カフェ・バルこぐま亭(中町)(左から)北向(きたむき)絵美さん・良太さん
会津若松市生まれの絵美さんと青森県八戸市生まれの良太さん。結婚・出産後、令和6年8月に移住。
出産を機に地方で暮らすことを考えました。東京で子育てをしていたときは、子どもを連れての電車移動に苦労したり、自宅近くの保育園に空きがなかったりと、大変なことが多かったです。豊かな自然を子どもにも見せたいと思い、移住を決めました。ここでは、子どもを連れていると話しかけてくれる人もいて、人が優しいなと感じますし、子どもがのびのびと過ごせると思います。また、移動手段が車中心なので、電車時間を気にせずに済みますし、子育て中は荷物も多くなるので、車移動はありがたいですね。(絵美さん)
東京で飲食店に勤めていて、独立を考えたときに地方への移住も考えました。店では会津の食材を使った料理や会津の地酒を提供しています。会津は、米や野菜といった食材もおいしいですし、特にお酒は、会津の魅力の1つだと思います。最近は、移住してきた人がお店に来てくれることも多いですよ。(良太さん)