- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県会津若松市
- 広報紙名 : あいづわかまつ市政だより 令和7年9月号
■災害への備えは万全に
これからの季節は、台風などによる風水害が起こりやすくなります。災害による被害を少なくするためには、一人ひとりが日頃から災害に備えることが大切です。
■ハザードマップを確認しましょう
自分の住んでいる地域に、河川の洪水や土砂災害が想定される危険な区域はないか、安全な場所はどこかなどを、ハザードマップで確認しましょう。
なお、ハザードマップの最新版は、市のホームページで見ることができるほか、危機管理課でも配布しています。
■家のまわりの点検や整備をしましょう
側溝や雨水ますの吸い込み口が落ち葉やごみで詰まると、道路冠水や浸水の原因になる恐れがあります。大雨や台風が来る前に家のまわりを点検し、側溝や雨水ますなどのまわりを清掃しましょう。また、屋外に風で飛ばされそうなものがある場合は、事前に固定したり、屋内に移動したりしましょう。
▽土のうを配備しています
台風や局地的な大雨などによる浸水被害を軽減するため、土のうを配備しています。必要に応じて自由にお持ちください。
土のうの配備場所:
・市役所栄町第一庁舎
・中央公民館神指分館
・南公民館
・一箕公民館
・日新コミュニティセンター
・城西コミュニティセンター
・くつろぎ緑地(東山町)
・上下水道局
・北会津・河東支所
■家庭内備蓄をしましょう
大規模災害が発生したときに備え、備蓄品や非常持ち出し品を用意しておき、すぐに取り出せる場所に保管しておきましょう。家庭内備蓄の方法は、あらかじめ非常用として用意しておく方法のほか、普段から使用している品物を多く買っておくという方法もあります。
▽備蓄品の例
・食料品(1日1人3食×3日分)
・飲料水(1日1人3ℓ×3日分)
・燃料(卓上コンロや固形燃料、ガスボンベなど)
・乳幼児用品(粉ミルク・紙おむつなど)
▽非常持ち出し品の例
・ラジオ
・懐中電灯
・非常食
・水
・常備薬
・貴重品など
■デジタルツールを活用しましょう
▽防災情報メール「あいべあ」
避難指示などの避難情報や避難対象地域、開設する避難所などをメールで素早く知ることができます。登録方法は左下のQRコードを読み取るか、【メール】[email protected]へ空メールを送信してください。また、これらの情報はYahoo!防災アプリでも発信しています。
▽福島県防災アプリ
防災用品の備えや災害時の安否確認、避難ルートの表示など、平時から発災時までの防災行動をサポートするサービスです。年齢や性別などの情報から、個人に合わせた非常持ち出し品・備蓄品の設定や避難先の場所、ハザードマップを地図上で確認することができます。
問合せ:
危機管理課【電話】39・1227
会津若松消防署【電話】25・1200
■災害に備えて「片付けごみ」を減らしましょう!
地震や大雨など大規模な災害が発生すると、壊れた家具や家電などの片付けごみが多量に発生します。処理しきれない片付けごみが道路をふさぎ、救護活動や支援物資の輸送などライフラインの復旧の大きな妨げとなる可能性があります。
この機会に身のまわりの物を整理し、片付けごみを減らしましょう。
◆2つのステップで片付けごみの発生を減らしましょう
▽ステップ1 不要な物は計画的に処分しよう!
散乱した片付けごみの処分には、多くの労力が必要です。使っていない家具や家電などは、リユースショップを活用したり、粗大ごみに出したりして、計画的に処分しましょう。
▽ステップ2 家財の転倒・落下を防ぎましょう!
家具や照明器具の転倒・落下防止は、片付けごみを減らすだけでなく、自身の身を守ります。
転倒・落下防止策:
・家具を突っ張り棒やL字金具で固定する
・天吊り式照明をワイヤなどで固定し、揺れを防止するなど
問合せ:環境共生課
【電話】27–3961
■災害の発生が予想されるときの行動のポイント
▽大雨による災害の発生が予想されるときのポイント
・雨が激しくなってきたら、テレビやラジオ、スマートフォンなどで情報を収集してください。テレビのデータ放送では、避難情報や開設された避難所、河川の水位などが確認できます
・防災情報メールや緊急速報メール(エリアメール)、エフエム会津、Yahoo!防災アプリなどで避難情報を受信したら速やかに避難してください。市の避難情報が無くても、危険を感じたら避難を開始してください
・土砂災害警戒区域には近づかないでください
・川の水位は、テレビのデータ放送や国土交通省のホームページ(川の防災情報)などで確認してください
▽避難に関するポイント
・避難とは「難」を「避」けることです。安全な場所にいる場合、避難場所に行く必要はありません
・避難先は、市で開設した避難所(小中学校や公民館、体育館)だけではありません。親戚や知人の家に避難する「分散避難」が有効です
・水害発生時に一時的に避難できる駐車場所を市のホームページで公開していますので、確認してください。駐車場を利用するときは、各施設管理者の指示に従ってください
・開設する避難所は、雨量の状況などにより異なります。災害時には、防災情報メールや市のホームページなどから確認してください
・冠水した道路を車で移動するのは危険です。車で移動する際は、周囲の状況などに十分注意し、早めの避難を心掛けましょう
問合せ:危機管理課
【電話】39-1227
■出前講座を開催しています
テーマ:
・わが家の防災対策
・シミュレーションによる地域と防災
・「マイ・タイムライン」
申込み:會津稽古堂
【電話】22-4700
問合せ:危機管理課
【電話】39-1227