文化 〔特集1〕ひょっとこが いるまち(2)

■新たなまちおこし 地域の挑戦
伝統を継承する上で課題となる人口減少や若者の流出といった担い手不足。西田町ではひょっとこを使った新たなまちおこしにも取り組み、新たなファンや関わる人を増やし始めています。

◆西田町ひょっとこロゲイニング大会
同大会実行委員長 山田 祥司さん
ひょっとこ面をかぶれば、不思議と笑って、踊って、元気になれる!春には梅や桜、桃が咲いて素敵な景色が広がる!そんな西田町の魅力をたくさんの人に知ってほしくて、4年前から名所巡りのランニングイベントを開いています。西田の春の風物詩として愛されるよう、これからも開催していきたいです。

○第4回開催のお知らせ
日時:3/23(日)9:00~15:00
場所:西田ふれあいセンターおよび町内全域
内容:チェックポイントを巡る大会、西田ふれあいセンターでの露店・コスプレ表彰など
※大会エントリーはすでに締め切っていますが、露店や応援のためのご来場も歓迎します。

問合せ:同実行委員会
【電話】090-2983-5199

◆郡山からっぽ祭り
同祭り実行委員長 橋本 彰一さん
お面をかぶることで日常から離れ、頭をからっぽにして新しい年度を迎えるため、ひょっとこ踊りをベースにした祭りを昨年3月末に開きました。みんなでお面をかぶり踊る姿は異様ですが、開放感あふれる雰囲気で大盛り上がりでした。今後もまちのにぎわいづくりや年度末のイベントとして定着させたいです。

○第2回開催のお知らせ
日時:3/29(土)13:00~19:00(踊りは16:30~)
※郡山駅~会場間の無料シャトルバス有
※入場には、デコ屋敷のお面が必要です。お面は持参するか現地でご購入ください。
場所:デコ屋敷大駐車場
内容:ステージショー、露店、ひょっとこ踊りなど

問合せ:同実行委員会
【メール】[email protected]

■地域を越えて 広がる笑顔
江戸時代から続く高柴のひょっとこは、今やたくさんの人たちを魅了し、自らひょっとこになり地域を越えて活動する団体もあります。愛されることでどんどん活動の幅を広げていくひょっとこたち。これからもいたるところで笑顔の花を咲かせていくことでしょう。皆さんもまちのどこかでひょっとこを見かけたら、ちょっと混ざって、踊ってみませんか?そうすればきっと、もっと楽しいまちになりますよ。

◆福島学生源種~SEED~21代目 代表 佐藤 蓮さん
2003年に結成したよさこい団体。県内を中心に大学・専門学校生などで構成され、郡山を拠点に活動中。演舞中にひょっとことおかめが登場し、観客を楽しませている。

○地域の伝統を多くの人に見てほしい
結成当初から、郡山の伝統である高柴のひょっとこを自分たちの演舞に取り入れています。市外出身のメンバーも多いですが、みんなひょっとこが大好きで、定期的に橋本広司民芸で伝統の踊りを学び、お面もそろえています。初めは正解のない自由な踊りに難しさを感じることもありますが、経験を積むと楽しくなってくるのが魅力の一つですね。
ひょっとこが自由にステージ上で動き回ったり観客席へ近寄ったりなど、他のよさこい団体ではあまり見られない独特な演出はどこの会場でも盛り上がり、やりがいを感じています。これからも西田町の伝統を広めていきたいです。

◆逢瀬ひょっとこ愛好会 代表 近藤 幸夫さん
2006年に活動を開始。メンバーは当初の15人から、今では地域や世代を越え100人以上に。ひょっとこ踊りを知り、笑顔になってもらうことを目標に活動中。

○誰もが楽しめるって素晴らしい
同級生の住むアメリカのイベントで、高柴のひょっとこ踊りを披露したらとても喜ばれました。そこで、ひょっとこ踊りは世界に通用し、誰もが楽しめる素敵な文化だと気付き、どんどん広めていきたいと活動を始めました。みんなから愛されるひょっとこ踊りの達人・橋本広司さんに師事しながら、一人ひとり楽しく、個性豊かに踊っています。
活動拠点は逢瀬町ですが、東京都や宮城県東松島市、アメリカなどでも披露し、その地の人たちとも親交を深めています。自分も楽しみながら、相手を楽しませられることは本当に素晴らしいので、ずっと続けていきたいですね。

ファンがいれば、ひょっとこもうれしい。もし見かけたら、みんなも一緒にまざんねがい?