子育て 〔特集2〕極めよ!君の“やりたい!”を

■いわき総合高等学校が生まれ変わります
令和7年4月、いわき総合高等学校と好間高等学校の統合によって「いわき総合高等学校」が誕生します。いわき総合高等学校における学びを深める教育活動や好間高等学校における礼節を重んじた丁寧な学習指導などが継承されます。

福島県は、全国平均と比べて小規模校の割合が高くなり、教育の質の維持・向上が課題となっています。こうした中、各高等学校の新たな在り方を検討し、再編整備と特色化を図る中で、より良い教育環境を実現し、生徒一人一人の資質や能力を伸ばすための学校づくりに取り組んでいます。
「新生・いわき総合高等学校」では、本市唯一となる「総合学科」が特徴です。普通科などでは、学年により何を学習するかが一定程度決まっており、学科のカリキュラムに沿って学習しますが、総合学科は幅広い選択科目から自身の興味関心に応じた学びを選択することができます。
同校では、総合学科の特色を生かし、生徒の学習ニーズや進路希望に合わせた6つの系列科目をもとに、より専門的に学ぶことができる10コースが新たに加わります。
さらに、地域と連携したキャリア教育の充実により、地域を支える人材を育成する学校として、キャリア指導推進校に位置づけられています。

◇新生・いわき総合高等学校が目指すこと
特色ある教育実践により、生徒の資質・能力の向上を図り、一人一人の自己表現力の育成を目指します。


〔育成したい3つの自己表現力〕
・多様な他者と協働できる力
・高いコミュニケーション力
・主体的に行動する力
ー生徒の個性が共生して、成長するための挑戦をする学校ー

いわき総合高等学校では、地域と連携した教育活動を行い、専門性の高い「ホンモノの授業」や生徒の適切な職種観・勤働観を養う「キャリア教育」、さらに、生徒の探究能力や表現力・発信力を養う「探究的な学び」を行い、社会に主体的に参画する「たくましさ」を持つ人材を育成します。
定員(令和7年度):総合学科(6学級)240名