- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県田村市
- 広報紙名 : たむら市政だより 令和7年4月号
■浸水深表示標識を設置
2月21日、過去の浸水実績を踏まえた防災意識の向上や避難行動の参考とするため、船引町内の大滝根川流域5カ所に、河川が越水した際の浸水深を示す標識を設置しました。
標識には防災マップの想定浸水深が表示されており、住民の皆さんが水害のリスクを知り、適切な避難行動をとるための目安となるものです。日頃から防災情報を確認し、いざという時に備えましょう。
■下里行政区自主防災研修会
2月22日、下里公民館で、下里行政区自主防災研修会を実施しました。
市防災アドバイザーの佐原禅さんによる防災講話や、下里地区内の危険箇所を歩き、地域の災害リスクや通学時の注意点などを学びました。実際に街中を歩き、ハザードマップだけでは気付かない、危険箇所を調べました。
今後は、今回出された意見を地区防災計画に反映させるため、地域の防災を考えるワークショップを実施する予定です。
■市産業人材育成塾第9期卒塾式
2月22日、市産業人材育成塾第9期卒塾式が、市役所で行われました。
第9期塾生3人が、描いたビジョンとその実現に向けた挑戦を発表しました。3人の塾生は約6カ月間にわたり、経営等に関するノウハウを学ぶとともに、自らの目指す生き方、地域との関わり方を問い直すメンタリングを通じて、スピーチ、事業構想の検討を重ねてきました。
3人の塾生が描いたビジョンを実現し、今後活躍することを期待しています。
■NPO法人サポートたむらで出張手話教室
2月23日、NPO法人サポートたむらで出張手話教室を実施しました。
参加した13人は、聴覚障害のある講師から実際の経験を聞き、教育の違いや生活の工夫、生活の中で困ることなど真剣なまなざしで話を聞き理解を深めました。
また、サービスを提供する際に使う手話を学び、「相手の気持ちを理解するために手話を学びたい」「少しでも手話でコミュニケーションをとり、お客様と信頼関係を築いていきたい」と熱心に取り組んでいました。
■オリジナルROBLOXゲーム開発
2月25日、市役所で、地域ブランディング事業の最終報告会および記者会見が行われました。
報告会では、常葉小学校児童5人が「こども昆虫PR大使」に任命されました。本事業は「田村市=昆虫」のブランドイメージを全国的に浸透させるため、4年度から「昆虫」を継続テーマとし、各種施策に取り組んでいます。本年度は、市オリジナルROBLOXゲームの開発などに取り組み、同日リリースされました。右記のQRコード(※本紙参照)からダウンロードできます。
■文部科学大臣表彰
2月28日、文部科学省で、常葉幼稚園・小中学校運営協議会と市地域学校協働本部が、文部科学省「コミュニティ・スクールと地域学校協働活動の一体的推進」に係る文部科学大臣表彰を受けました。
学校教育目標や学校経営ビジョンについて保護者、地域の方々と共に話し合う熟議を重ねたことや、子どもからの提案を活かすなど地域学校協働活動の充実、コミュニティスクール・地域学校協働活動・幼小中一貫教育の三位一体的推進が評価されたものです。
■心の込もったカラフルなお手製かごを制作
3月2、16の両日、滝根公民館で、PPバンドで作るかご編み教室を開催しました。
PPバンドは、荷物を結束する際に使う樹脂製の丈夫なバンドで、11人の参加者は、講師の七海ナカさんから基本的な編み方を教わった後、自分好みの色を使ってカラフルなかごを編み上げました。参加者からは、「難しかったけれど、すてきなかごが完成してとてもうれしかった」「完成したかごを持って買い物に行きたい」といった声が聞かれました。
■子どもたちの交通安全を願い夜光反射材を寄贈
市交通安全母の会連絡協議会から市内各保育所・幼稚園、小中学校へ夜光反射材が寄贈されました。
3月13日、市役所で贈呈式が行われ、横山裕子会長が飯村新市教育長に目録を手渡しました。同会は、平成17年の町村合併時、交通道徳の向上と子どもたちを交通事故から守ることを目的に結成され、活動を続けてきましたが、担い手不足などにより3月末に閉会となりました。寄贈は閉会に伴うもので、子どもたちの交通安全に役立てられます。
■第10回たむらクロスカントリー大会
第10回たむらクロスカントリー大会が3月16日、市運動公園内クロスカントリーコースで開催されました。
第10回を記念し、ものまねアスリート芸人「М高史」さんがゲストランナーとして走り、大会を盛り上げました。県内外から247人の選手が全11部門に出場し、高低差約30mの険しいコースに挑み心地よい汗を流していました。大会結果は、市ホームページに掲載しています。