くらし 東日本大震災追悼式

東日本大震災から14年となる3月11日、ゆめはっとで追悼式を執り行いました。
地震発生時刻の14時46分に黙とうをささげた後、門馬市長が式辞、鈴木議長が追悼の辞を述べました。続いて遺族や一般参列者らが献花を行いました。

◆門馬市長式辞(要旨)
平成23年3月11日。巨大地震と大津波が636名ものかけがえのない命を奪い去りました。また、福島第一原発事故により多くの方が避難を余儀なくされ、災害関連死と認定された方は521名にのぼります。大切なご家族、ご友人を失われた皆様の深い悲しみに思いを致し、全ての犠牲者の御霊に心から哀悼の意を捧げます。
あの日から14年。当時、小学校入学直前で被災した子どもたちが、二十歳を迎えるだけの歳月が過ぎましたが、震災と原発事故による傷跡は、未だ市民生活へ大きな影響を与えています。また、この間にも自然災害やコロナ禍などの多くの試練が私たちの前に立ちはだかりました。しかしながら、本市の復興は着実に進んでいます。
ここまで歩み続けてこられたのは、市民の皆様のふるさと再建への熱意と努力があってこそです。国内外からの多大なご支援を忘れず、これまでの経験を糧に御恩返しをしていかなければなりません。地震と豪雨、二重で被災した能登半島や、復興のさなかに面積の9%をも焼失した大船渡市など、困難な状況に置かれた方々に寄り添っていきたいと思います。
私たちには、犠牲になられた方々へ胸を張って復興をお伝えできるよう、先の世代のために努力を重ねていく使命があります。これからも市民の皆様と手を携え、より一層力強く復興への歩みを進めることを固く誓います。