- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県大玉村
- 広報紙名 : 広報おおたま 2025年12月号
令和7年度ふくしま学力調査の結果について
1 調査の目的
・児童生徒一人一人の学力の伸びや学習等に対する意識、生活の状況等を把握する。
・教育及び教育施策等の成果と課題を検証する。
・改善を図るための方策を構築し、一人一人の学力を確実に伸ばす。
2 調査の概要
調査日:
令和7年4月24日(木)…大山小学校
令和7年5月1日(木)…玉井小学校
令和7年4月23日(水)…大玉中学校
調査対象:小学校の第4学年、第5学年、第6学年の児童中学校の第1学年、第2学年の生徒
調査内容:
(1)教科に関する調査
小学校第4学年から第6学年…国語、算数
中学校第1学年から第2学年…国語、数学
(2)質問調査
学習意欲、学習方法及び生活習慣等に関する事項
3 本村の結果
(1)教科に関する調査結果から
(1)国語
小4から中2まで県平均をやや下回る状況です。中1で改善傾向が見られ、中1ギャップの改善や中学校進学に向けて新たに学習に取り組む意欲の表れと推察されます。中1では、記述式の正答率が高いです。無解答率は県平均と比べてどの学年も低く、粘り強く学習に取り組もうとする姿勢が見られます。
学力の伸びを示すデータからは、どの段階のレベルも学力の伸びは確認できます。しかし、下位層の学力差が大きく、学年が上がるにつれて中間層の伸び悩みも見られます。
(2)算数・数学
小4から中2まで県平均をやや下回る状況です。学年が上がるにつれて平均正答率が県平均に近づく傾向が見られます。国語と同様に、中1で大きく改善傾向が見られます。小学校では、小数の割り算や異分母分数の計算技能が未定着なところが見受けられます。中1、2では特に大きく落ち込む分野、領域はありません。
学力の伸びを示すデータからは、どの段階のレベルも学力の伸びは確認できます。最上位、最下位の児童生徒の伸びは同じ程度で上昇の確認はできますが、中間層の伸びはやや緩やかな傾向になっています。
(2)質問調査の結果から
・良い成果が表れている項目
時間を守ることについての質問である「登校時間」「授業開始時間」については、すべての学年で県平均値を上回っています。日頃、担任の先生から指導や家庭での協力の表れと思われます。また、「丁寧な言葉づかい」や「学習準備」の質問項目についても、全学年ともに県平均を上回っています。
「今住んでいる県や市町村の歴史や自然に関心をもっていますか」の質問に対して、すべての学年が県平均を超えています。例年、この質問に対する回答は肯定的に捉えており、地域と共に歩む学校づくりが推進され、地域に興味関心があることがうかがえます。
・改善が必要な項目
「話を聞き発表をする」については、各学年で開きがあり、小5、中2で県平均を下回ります。県平均や他学年と大きな開きはないものの、協働的な学びを深めるためにも向上させたい項目です。また、掃除・美化活動の項目では、県平均を下回っている学年が多いです。公共の場所をきれいに使用する意識が薄いと考えられます。また、学校における清掃活動の多様化も影響があると思われます。
「自分には、よいところがあると思いますか」「学校生活に対してやる気がありましたか」の質問において、小中学校ともに県平均を下回る学年が見られました。
