その他 未来へつなぐ馬場ザクラ

大玉村の象徴的なエドヒガンザクラの「馬場ザクラ」は、樹高8mほど、推定樹齢は1,000年ほどで、県緑の文化財にも登録されています。この馬場ザクラには様々な言い伝えがあり、かつて八幡太郎義家が手に持っていた桜のムチを土にさして根付いたことから「駒止めの桜」との別称があります。また、昔からこの桜が咲く頃が稲の種まき時期なので「種まき桜」とも呼ばれています。
昭和11年12月16日に国指定天然記念物となり80年以上経過しておりましたが、近年、厳しい夏の暑さや自然環境の変化等もあり、令和5年6月中旬頃にすべての葉を落とす状態となり、翌年の令和6年には花を咲かせることはありませんでした。このため、現在では文化庁と指定解除の協議をすすめております。
今回は、馬場ザクラの歴史を引き継ぐため大切に育てられている後継樹をご紹介します。これから春の訪れを感じられるように、皆様一緒に温かく見守りいただければ幸いです。
なお、馬場ザクラの様子については、本紙QRをご覧ください。

■馬場ザクラ後継樹 代表的なスポット
玉井小学校
大山小学校
ふるさとホール
さくら公園
馬場ザクラ駐車場