くらし おおたまfarmers(ふぁーまーず)

大玉村地域おこし協力隊が村内の農家さんを取材し、大玉の農業と食の魅力を発信します

■第一回目
第一回目は大玉村で蕎麦を栽培している鈴木正雄さんとその蕎麦を使ったお滝晒しそば祭りを特集!
鈴木さんは農家65年目の大ベテラン!
農業を始めた当時は「牛耕」といって牛で田んぼを耕していました。
蕎麦栽培やそば打ち、大工など何でもできちゃう方で蕎麦の実を乾燥させる機械も鈴木さんの自作だそうです!
鈴木正雄さん
担当:紫雲陸翔

◇蕎麦栽培
当時進められていた減反政策の影響で、田んぼでも栽培でき、水稲より手がかからないという理由で、30年ほど前から蕎麦の栽培を始めました。当初は5反歩ほどだった栽培面積が、現在では1町5反歩まで拡大しているそう。
蕎麦は湿害に弱く、排水性が悪いと収量や品質が低下してしまうのでその管理にはとても気をつかうそうです。

◇お滝晒しそばの会
正雄さんが栽培した蕎麦は、先月行われた「お滝晒しそば祭り」で使用されました。正雄さんはその行事を主催する「お滝晒しそばの会」の副会長を務めており、正雄さん含む会のそば打ち名人の皆さんの打ち立てのそばが振舞われ、多くの方が舌鼓を打ちました。
協力隊の飛田と紫雲は今回のお滝晒しに参加しました。今年は大雪の影響で、蕎麦の実引き上げまでの道中、腰より上まで雪が積もり、大ベテランのおじ様たちも「こんなに大変だった滝晒しはねかったな~」と言う程でした。

◇まとめ
今回正雄さんには、大玉村の蕎麦についてこの記事には書ききれないほど多くのことを教えていただきました。30年以上前から始まった大玉村での蕎麦栽培や、そこから生まれた行事について知ると、感慨深いものがあります。来年も行くぞ滝晒し!

■桜まつりのお知らせ
4月19日に「第2回おおたま桜まつり」を開催します!桜を愛でるもよし、花より団子もよし、宝を発掘してもよし?!「オオタマノハルヲコウリャクセヨ!」が今年のテーマです!ひとときの春、大玉村の春を楽しみましょう!