- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県金山町
- 広報紙名 : 広報かねやま 令和7年6月号
■身近な資源が命を救う
4月4日、金山町商工会女性部は家庭や事業所から集めたペットボトルキャップ21.4kgを金山町赤十字奉仕団の横田(よこた)チヨ委員長(大塩)へ寄贈しました。この取り組みは今年で4回目となり、資源の有効活用とリサイクルによる福祉支援を目的に始めたものです。
キャップは再資源化され、その売却益がポリオワクチンの提供に役立てられます。多くの命を守る支援につながることから、部員同士の協力も年々強まっています。
■大きくなってと願いを込めて かねやま小学校ヒメマス放流
5月9日、沼沢地区前ノ沢においてかねやま小学校の児童によるヒメマス放流が行われました。この活動は沼沢漁業協同組合と金山町教育委員会により開催されているものです。
今年は約12万匹の稚魚を確保することができ、9日は小学生により約3000匹の稚魚が放流されました。児童たちはバケツいっぱいの稚魚をもらうと、優しく丁寧に沢へ放流しました。
■大雪の影響で約3か月半ぶりJR只見線再々開通
5月16日、大雪の影響で会津川口駅~只見駅間で運休が続いていた只見線が、始発から全線で運転を再開しました。当日は町職員等でお出迎えとお見送りを行い、多くの報道機関が取材に訪れました。再々開通区間を利用する地元の高校生も初日から只見線で通学しました。
■ふくしまプレDC開幕 臨時列車各地で賑わい
4月~6月に開催されているふくしまプレデスティネーションキャンペーンに合わせ、町内でも連日臨時列車が運行されました。4月は風っこ只見線満喫号、5月は只見線レトロ満喫号と只見線食べっしゃが運行されました。川口駅で停車すると駅からの眺めや列車を撮影したり、駅周辺の施設を楽しんだりしていました。6月以降も運行されます。
■秋の収穫を楽しみに かねやま小学校田植え
5月27日、かねやま小学校の田植えが横田地区で行われました。初めて田植えを経験した1年生は、ぬかるみに悪戦苦闘しながらも懸命に苗を植えました。上級生は慣れた手つきで、隙間ができないよう線を引かれた十字の部分に丁寧に苗を植えていました。全校生で泥だらけになりながらも、元気なお米が育つように心を込めて田植えを行いました。
■町内各地で開花 季節の花が咲き誇る
5月は町内にて様々な花がみられました。中旬には菜の花(中川地区)やシャクナゲ(山入地区)が咲きました。アザキ大根は例年より少し遅く下旬ごろに満開を迎え、太郎布地区一面にアザキ大根の花畑が広がりました。今後も町内各地で様々な花が見られます。外出の際にぜひ探してみてください。