- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県西郷村
- 広報紙名 : 広報にしごう 令和7年6月号
■6月は土砂災害防止月間です
土砂災害の防止と被害の軽減を目的に、昭和58年より6月を「土砂災害防止月間」と定めています。
近年全国各地において、記録的大雨の影響で土砂災害が発生し、多くの方が犠牲になっています。土砂災害から身を守るためには、日頃から備える必要があります。この機会に、土砂災害の種類・特徴・前兆現象について再確認しましょう。
○がけ崩れ
斜面の地表に近い部分が、雨水の浸透や地震などでゆるみ、突然崩れ落ちる現象です。崩れ落ちるまでの時間がとても短いため、人家の近くで起きると逃げ遅れる人が多く、命にかかわる大きな災害です。
前兆現象:
・がけにひび割れができる
・小石が落ちてくる
・がけから水が湧き出る
・湧き水が止まる
・湧き水が濁る
・地鳴りがする
○地すべり
斜面の一部あるいは全部が地下水の影響と重力によってゆっくりと斜面下方に移動する現象です。移動する土塊の量が多いため、甚大な被害を及ぼします。
前兆現象:
・地面のひび割れや陥没
・がけや斜面から水が噴き出す
・井戸や沢の水が濁る
・地鳴り、山鳴りがする
・樹木が傾く
・亀裂や段差が生じる
○土石流
山腹や川底の石、土砂が長雨や集中豪雨などによって一気に下流へと押し流される現象です。時速20~40kmという速度で一瞬のうちに人家や畑などを壊滅させてしまいます。
前兆現象:
・山鳴りがする
・急に川の水が濁り、流木が混ざり始める
・腐った土のにおいがする
・雨が降り続いているのに川の水位が下がる
・立木がさける音や石がぶつかり合う音が聞こえる
問合せ:防災課(災害対策係)
【電話】21-5190
■子どもの安全見守り隊の隊員を募集しています
通学路などにおける村内の子どもたちの安全を守る、見守り隊員を募集しています。子どもたちが安心して登下校できるよう、挨拶、声掛け、交通指導などを行い、学校と地域が連携して、安全を確保する活動です。
ご協力いただける方は、お近くの村立小・中学校までお問い合わせください。
問合せ:学校教育課(施設係)
【電話】25-2370
■学校周辺・通学路における農薬の使用について
農薬は、農産物の病気や害虫の防除において有効な手段であり、適切に使用すれば安全な薬剤です。
しかし、周囲に飛散することで子どもたちの健康などに影響を及ぼす場合があります。
学校の周辺や子どもたちが通る通学路での病害虫や雑草の防除には「農薬を使用しない方法」を検討し、ご配慮をお願いします。
問合せ:学校教育課(学校教育係)
【電話】25-2370