- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県広野町
- 広報紙名 : 広報ひろの 令和8年1月号
■“子どもたちに誇れる町を、未来への約束”
私が考える町民の幸せとは、30年後も広野町が単独で存続することであり、町民の誰もが歴史と伝統を重んじ、豊かで誇り高い生活を送れることであります。将来にわたって、広野町が単独で行政運営を維持することは簡単な事ではありません。
私は、30年後、広野町が単独で存続するための公約として、三つの点に取り組みます。
一、広野火力発電所の存続堅持!町民の皆様の働く場を守る。
広野火力発電所1、2、3、4号機が廃止となり、5、6号機は石炭火発であり、世界的な潮流から存続が危うい状況にあります。燃料転換、発電効率のイノベーションを起こす事業の研究・実用化などF-REI(福島国際研究教育機構)を活用し、広野火力発電所を存続させ、地域の雇用を守る手段として、跡地利用も含め、電力事業者に対する技術的、経済的な支援をするため、国・県に対し積極的に要望活動を行います。
一、町内小・中・高校を地域トップ校へ!教育政策の充実を図る。
町立学校の魅力向上につながる少人数指導、習熟度別授業による基礎学力の向上を目指すと共に、探求、思考、挑戦を掲げる教育プログラムを推進するため、教育委員会を通じて教員の加配、組織改革に取り組み教育現場の充実を図ります。地域独自の魅力ある教育プログラムを実装することで、県立中学校と切磋琢磨し浜通り地域において、地域トップの教育環境を整備いたします。
一、企業誘致による地域活性化!特産品開発を町づくりにつなげる。
地域農業と連動する企業を誘致し、農家の所得向上・経営安定化に貢献し、後継者不足の解消に取り組みます。私は、財政規律を維持することも重要だと思っています。しかし、町の収入が増えないことには、負のスパイラルから逃れることはできません。町の収入を増やすために、企業誘致による産業振興を大きな公約の一つに掲げました。一流企業を誘致することも重要だとは思いますが、地域の農業と結びついて新しい産業を起こす企業を誘致し、基幹産業である農業を活性化させます。それにより農家の収入が安定し、農家を志す若者が増えることが期待できます。そのような好循環が生まれる広野町を目指します。
私は約34年の間、町職員として町政に携わり、現場で働きながら町の課題を肌で感じてきました。その経験と知見を最大限に生かし、町民の皆様一人ひとりの声に真摯に耳を傾け、現場の目線で、ある時は悩みながらアイディアを出し合って、町民の皆様と一緒に広野町の未来を作り上げていきたいと考えています。閉塞感のある役場を改革し、風通しの良い、元気あふれる職場に生まれ変わらせ、町民の皆さんから信頼され、充実した仕事ができる環境を作っていきたいと考えています。そのためには、改革の先頭に立って職員を鼓舞し、元職員という強みを生かしながら、信頼関係を築くことで一人ひとりのやる気を引き出していきます。市町村合併の道を選ばず単独で歩む町として、隣接する市町村と共に、独自の文化や個性を守りながら発展をしていく町づくりに取り組んで行きます。
今は、第二期復興創生期間から第三期復興創生期間に移行するまさに正念場、依然として非常に厳しい町政運営が求められる中、多くの町民の皆様の期待に応えるべく、そして子どもたちの未来のために、現場目線を貫き、全身全霊全力で新しい広野町の歴史を築く覚悟であります。
(町長所信表明より抜粋)
