- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県広野町
- 広報紙名 : 広報ひろの 令和6年11月号
■第35回巨木を語ろう全国フォーラム 福井・大野大会に参加
「第35回巨木を語ろう全国フォーラム」が9月28日(土)、福井県大野市で開催され、遠藤町長が次回開催地を代表して参加しました。本フォーラムは森林の大切さや地域の歴史文化の象徴である巨木の魅力を全国に発信し、環境保全をPRすることを目的に開催されています。フォーラムでは、大野市の石山志保(いしやましほ)市長が主催者挨拶、全国巨樹巨木林の会の高橋進(たかはしすすむ)会長が開会挨拶を行い、大会旗引継ぎセレモニーとして、石山市長から遠藤町長に大会旗が手渡されました。次回(第36回)の福島・広野大会は令和7年5月の開催を予定しています。
■「広野町復興創生の日」記念式典
「広野町復興創生の日」記念式典を9月30日(月)、広野町公民館で開催しました。“復興創生の日”は復興の軌跡を振り返り、新たな未来創造を展望することを目的に令和5年9月30日に制定されました。式典で遠藤町長は「古里での生活を取り戻した軌跡を風化させず後世に継承するとともに、新たな時代の防災に強い『安心・安全な共生のまちづくり』に力強く邁進していきます。」と挨拶しました。基調講演では、町と学術協定を締結している早稲田大学ふくしま浜通り未来創造リサーチセンターの松岡俊二教授が「福島の復興と廃炉の展望」を演題に講話を行いました。
■100歳高齢者賀寿贈呈式
広野町民の久保田敏子(くぼたとしこ)さんが100歳の誕生日を迎えられ、10月6日(日)、町内の自宅にて賀寿贈呈式が行われました。当日は遠藤町長をはじめ、相双保健福祉事務所の寅磐(とらいわ)所長、広野町社会福祉協議会の松本副会長、広野町老人クラブ連合会の大和田会長らが出席し、賀寿を祝いました。贈呈式では、遠藤町長、寅磐所長から百歳賀寿の表彰状と記念品が、松本副会長、大和田会長からは記念品が贈られました。久保田敏子さんは大正13年10月6日生まれ、長寿の秘訣は「人と話し、パズルや読書で頭を使うこと」で、家族とともに100歳の誕生日を祝いました。
■集団対抗パークゴルフ大会を開催
集団対抗パークゴルフ大会が10月6日(日)、二ツ沼パークゴルフ場で開催されました。当日は、第1集団から第7集団までの各行政区の代表者86名が参加し、交流を深めながらプレーを楽しみました。開会式で遠藤町長が「町民の皆さんに親しまれているパークゴルフを通して、健康増進ならびに地域間の交流の機会になることを期待しています。」と挨拶しました。団体の部は第2集団(第21・22・23・26行政区)が優勝、個人の部は男性1位 門馬貞雄さん、2位 新妻常敬さん、3位 横山仁一さん、女性1位 根本美喜子さん、2位 松本シャウ子さん、3位 新妻和子さんがそれぞれ入賞を果たしました。
■令和6年度 広野町戦没者追悼式
令和6年度広野町戦没者追悼式が10月8日(火)、セレモニーホールふたばで開催されました。戦没者追悼式は2年に1度開催されており、戦争で犠牲となった215名の広野町の戦没者を追悼し、冥福を祈るとともに平和を祈念しました。追悼式には遠藤町長、渡邉議長、双葉郡遺族会の猪狩副会長、広野町戦没者遺族会の松本会長ほか遺族会から約10名が出席しました。遠藤町長が式辞を、猪狩副会長、渡邉議長が追悼のことばを述べ、出席者らが戦没者の冥福を祈り焼香を行いました。
■広野町学校給食共同調理場建設工事 安全祈願祭・起工式
広野町学校給食共同調理場建設工事の安全祈願祭ならびに起工式が10月17日(木)、広野小学校敷地内で行われました。老朽化が進んでいた従来の施設に代わり、新たな調理場は、最新の衛生管理基準に基づいたドライシステムの導入や、食物アレルギー対応食専用調理室の設置など、安全・安心でおいしい給食を提供できるよう整備されます。また、食育授業や給食試食会などに利用できるスペースも設けられ、保護者や地域住民の方々も食育に参画できる「地域の食育拠点」を目指していきます。完成は令和7年10月を予定しており、町民の健康増進に貢献する施設として、地域住民の生活向上につながるまちづくりを推進していきます。
■沼津学園飛龍高校三島スクールと広野町緑の少年団が交流
静岡県沼津市の学校法人沼津学園飛龍高校三島スクール3年生の生徒110名が9月26日(木)、広野町を訪れ、JR広野駅の東側にある「沼津の杜公園」で広野小学校6年生の広野町緑の少年団33名と交流を行いました。当日は公園内の除草や河津桜の手入れなどを高校生と小学生が一緒になって行い、互いの親睦を深めました。この活動は沼津学園による復興支援活動の一環として実施されており、広野町と沼津学園の交流は今回で16回目になります。遠藤町長は「沼津の杜公園の河津桜が綺麗な花を咲かせ、町民の皆さんの憩いの場になるよう大切に育てていきます。」と挨拶しました。
■交通死亡事故ゼロ2,000日達成 表彰伝達式
広野町は9月19日(木)に交通事故死亡者ゼロ2,000日を達成し、9月24日(火)に広野町役場において表彰伝達式が行われました。伝達式には、広野町交通対策協議会会長の遠藤町長、相双地方振興局の関根局長、富岡地区交通安全協会広野分会の遠藤健太郎さん、猪狩マス子さん、黒田和幸さんらが出席しました。関根局長から遠藤町長へ表彰状が手渡され、遠藤町長が「町の復興に向け、今後も交通安全の取組を継続していきたい。」と挨拶しました。広野町では平成31年3月29日以来、交通死亡事故ゼロが継続しています。