健康 保健だより(2)

■入浴中の事故に要注意!
1日の疲れを癒してくれるお風呂ですが、11月から4月にかけての寒い季節には、入浴中に気を失い、浴槽の中で溺れる事故が多くなります。原因の多くは、急な温度差による血圧の急激な変化です。次の対策を心がけましょう。
(1)入浴前に脱衣所や浴室を暖めておく
脱衣所に暖房器具を設置したり、風呂の蓋は開けてお湯をためたり、寒暖差を出来るだけ減らしましょう。
(2)湯温は41度以下、お湯につかる時間は10分を目安に
長時間の入浴は避け、かけ湯をしてからお風呂に入りましょう。
(3)食後すぐの入浴や、飲酒後、医薬品服用後の入浴は避ける
特に高齢者は食後に血圧が下がりすぎることもあるため、食後すぐの入浴は危険です。飲酒によっても一時的に血圧が下がります。飲酒後アルコールが抜けるまでは入浴しないようにしましょう。

■救急電話相談窓口のご案内
「すぐに病院に行った方がよいか」や「救急車を呼ぶべきか」悩んだり、ためらう時に、専門的な相談ができます。

◇福島県救急電話相談(♯7119)をご利用ください。
【電話】♯7119
365日24時間、いつでも症状に応じた専門的な相談ができます。

◇15歳未満の方で夜間急に具合が悪くなったときは、福島県こども救急電話相談(♯8000)をご利用ください。
【電話】♯8000
相談時間は午後7時~翌朝8時までとなります。