くらし ふるさと広場~皆さまの活動の様子をお伝えします~

■長塚二行政区 総会・交流会
7月6日・7日、令和7年度長塚二行政区の総会・交流会をいわき湯本温泉において開催いたしました。
総会及び交流会には昨年よりも多い19人の方々に参加をいただきました。
総会に先立ち東日本大震災及びその他災害関連で亡くなられた方々に対し、黙とうを捧げ開会いたしました。
公私共にお忙しいなか、伊澤史朗町長、平岩邦弘、森隆史両副町長にも出席いただきました。
区長あいさつ後、議案等審議の前に、伊澤町長からごあいさつを兼ねて「町の復興状況と今後の振興及び課題等」について説明をいただきました。
続いて協議事項に入り、区長を議長に指名し、提出議案の審議を行い、令和6年度の事業報告及び会計報告、令和7年度の会計予算について参加者の承認を得て終了しました。
その後、協議事項として2つの案件について審議し、活発な意見交換が行われました。
引き続き、交流懇親会にも、伊澤町長、平岩、森両副町長にご参加いただき、永井幸雄さんの乾杯の発声により懇親に入りました。
久々に参加された方もあり、皆さんの近況や思い出話に時間も忘れて大いに盛り上がりました。
その後、二次会に席を移し遅くまで、交流・懇親を深め合い、名残り惜しくも会を閉じました。
翌朝は、朝食後、次回も開催することを約束し、再会を楽しみに、それぞれ帰路につきました。
今回、出席できなかった皆さんも、次回はぜひ参加いただきますようお願いしたいと思います。
長塚二行政区長 武藤 康広

■細谷行政区 総会・交流会
ほぼ全域が中間貯蔵施設エリア内で帰還困難区域となり住民が長期避難中の細谷行政区総会をこの程(6/21〜22)相馬市の風光明媚な県立公園松川浦を望む民宿で開催し、県内外から参加した細谷住民が、再会を喜び近況等の嬉しい会話、さらには避難前の思い出話など、尽きない時間を共有しました。懇親会には、伊澤史朗町長、平岩邦弘副町長、森隆史副町長が参加され、伊澤町長の挨拶では、町の状況や今後の復興への取り組み案と丁寧で分かりやすく希望の持てる報告がありました。
恒例となっているビンゴゲームで一喜一憂し、最後の一人まで景品があり、笑顔が絶えず大いに盛り上がりました。
翌朝、名残を惜しみながら互いの更なる健勝と次回の再会を誓い、それぞれの避難先への帰路につきました。
細谷区長 田中 信一

■上羽鳥地区 総会・交流会
6月7日、8日石川町の母畑温泉「八幡屋」において、羽鳥行政区(上羽鳥地区)の総会・交流会を開催いたしました。県内外の避難先から29人の方々が参加し、来賓として伊澤史朗町長、平岩邦弘副町長、森隆史副町長に出席をいただきました。
総会では、冒頭に物故者への黙とうを捧げ、林和男区長のあいさつの後、伊澤町長よりあいさつを兼ねて「双葉町の復興状況や今後の取組状況」等について、お話をいただきました。引き続き、双葉町と環境省福島地方環境事務所の職員による上羽鳥地区の「基盤整備事業」、「特定帰還居住区域における除染・解体のスケジュール、仮置場の今後の見通し」に関する説明を受けました。質疑の時間も設けられ、皆さんからの活発な意見が交わされたところでした。
次に議事日程に入り、松永正敏さんを議長に選出し、昨年の事業経過報告、会計報告を審議し、原案のとおり承認されました。また、地区の総会・交流会の在り方についても意見が交わされたところでした。
交流会では、平岩副町長の乾杯のご発声で始まり、久しぶりの再会に故郷の昔話や夢のある取組みなど、それぞれの思いに話が弾み、本当に楽しみにしていた時間だと強く感じました。
二次会は、希望者により場所を変えて行われ、カラオケで皆さん自慢の歌を披露し、なお盛り上がったところでした。
翌朝は、フロント待合席で別れを惜しみながら次回の開催を約束して散会となりました。
羽鳥行政区長 林 和男

■目迫地区 再会の集い
7月12日楢葉町にて「第10回目迫再開の集い」を開催しました。
来賓として伊澤史朗町長、平岩邦弘副町長、森隆史副町長に参加いただきました。
総会では伊澤町長より町の復興状況について説明いただき、共同墓地の樹木伐採や三字地区の農地や目迫公民館の解体などに関する状況報告と確認が行われました。
懇親会は笑顔と懐かしい話題で大いに盛り上がりました。
目迫地区は現在除染が行われており、完了後について改めて皆さんと意見を交わす機会となりました。
目迫組長 伊澤 郁夫

※「目迫」の「迫」は環境依存文字のため置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。