- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県新地町
- 広報紙名 : 広報しんち 令和7年9月5日号
令和7年6月に地域おこし協力隊の任期を満了した熊谷真人さん。自然あふれる新地町に魅せられて家族と宮城県松島町から移住。現在は鹿狼山の麓にキャンプ場をオープンし、新たな生活を始めている。
利用3回目の常連客と親しげに話をする熊谷さん。利用客の多くは県外から。新地ICの近くで利便性がよく、夜間は入口の門が閉まり安心。周辺は木々に囲まれ静かで夜にはきれいな星を眺めることができると好評。
■キャンプ場をきっかけに「また来たい」と思える居場所を作っていきたい
元地域おこし協力隊 熊谷 真人
○これまでどのような活動をしてきましたか
1年目は母が始めた「新地Garlandまぁるの庭」のオープンに向け活動し、春バラの最盛期には多くの来場者を迎えることができました。2年目は、「鹿狼山つながるマルシェ」を立ち上げ、現在は多くの出店者の協力のもと規模を拡大しています。今年の4月にはキャンプ場をオープンする準備を進めてきました。活動を通じ初めて新地町に来た人との交流が増え、地域の活性化と交流人口の拡大を実感しています。
○活動する際に大事にしてきたこと
地域の皆さんとのつながりを大切にしてきました。鹿狼山つながるマルシェを始め、鹿狼山の会、商工会青年部、UDCしんち、地域食堂あんしんち、コモンズしんち、地元の消防団など、幅広く交流しています。分からないことを相談したり、新しく行動するためのアイディアを見つける機会につながっています。
○今後どのような活動をしていきたいですか
鹿狼山を中心に滞在し、交流してもらいたいと思い、「貸切ができる小さなキャンプ場beeto(ビーと)」を始めました。さまざまな活動を通して、自然豊かな新地町の魅力を知っていただき、「新地町っていいよね」、「また来たい」と思ってもらえるような居場所を作っていきます。不安もありましたが、リピーターとのコミュニケーションも増え、楽しく活動しています。