- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県
- 広報紙名 : 県広報紙「ひばり」 2025年5月号
■知事コラム
Where there’s a will,there’s a way.~意志あるところに道は開ける~Vol.69
本県経済をより一層発展させるためには、成長する海外市場の需要をしっかりと取り込み、本県のグローバル化を加速していくことが大切だと考えています。
1月には、私自ら台湾を訪問し、渡辺直美さんとともに誘客プロモーションを実施し、各種メディアで100件以上取り上げられたほか、農産物や加工食品などのトップセールスを行い、現地大型量販店での「茨城県フェア」開催につなげるなど大きな成果をあげることができました。引き続き、市場ニーズを的確に捉えた戦略的な営業活動により、県産品の新たなマーケットを獲得するとともに、「花絶景」やゴルフなど、本県強みとなるコンテンツを活かしたプロモーションを積極的に展開し、インバウンド誘客を加速してまいります。
茨城空港では、国際線の定期便再開や連続チャーター便の就航により旅客数が着実に増加しているほか、5月15日からは韓国・清州便が定期便化することが決定しました。また、茨城港には、今年度、過去最多となる8隻の外国クルーズ船が寄港する予定です。
さらに、競争力のある製品や高い技術力をもつ「ものづくり企業」の海外展開や、世界に挑戦するベンチャー企業の創出も重要です。専門家による伴走支援に加え、海外での展示会出展や、支援機関と連携した海外投資家などへのプレゼンテーション機会の提供など、意欲ある挑戦を後押ししてまいります。
引き続き、海外の経済力を取り込むことで稼ぐ力を強化し、世界に誇れる茨城となるよう、全力で取り組んでいきます。
茨城県知事 大井川和彦