くらし 【特集】令和7年度施政方針/古河市の予算 2

■令和7年度 5つの重点施策とその他の取り組み
詳細は市ホームページで確認できます

◆若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる
○〔新規〕子どもの居場所づくりを支援 3,176万円
子どもの権利を保障し、子どもを誰一人取り残さず、健やかな成長を社会全体で後押しする「こどもまんなか社会」の実現に向け、古河市こども計画の策定を進めています。こども食堂をはじめとする居場所づくりに向けてコーディネーターを設置し、実施団体の育成や運営支援等を行います。また関係団体との連携を充実・強化することで、困難を抱える子どもを早期に支援できる体制を整備します。

○〔継続〕給食費の無償化・食物アレルギー等􀙴び市外通学者支援 4億3,176万円
昨年度から開始した小中学校給食費の無償化を継続し、子育て世帯の経済的負担軽減を図ります。また食物アレルギー等により給食の提供を受けていない児童生徒や、市外へ通学する児童生徒に対する支援も継続し、一人一人に寄り添ったきめ細かな支援を行います。

◆安心な暮らしを守り、魅力的な地域をつくる
○〔新規〕ハザードマップの更新 1,028万円
市民の防災意識の向上を図り、水害時の避難行動に役立てるため、県が管理する河川の浸水想定区域を反映したハザードマップを作成します。

○〔継続〕総和地域交流センターの整備 14億5,665万円
12月の開館に向け、建設工事を行っています。引き続き、安全に配慮しながら着実に整備を進めます。

◆GX・DXの加速
○〔新規〕電子図書館の導入および図書システムの更新 8,464万円
9月から電子図書館を開始し、いつでもどこでも読書ができる環境を整備します。また図書館システムの更新に併せ、LINE機能を用いた蔵書検索やオンラインによる利用登録のほか、スマホでの利用証提示などのデジタル化を進め、利便性向上と読書環境の充実を図ります。

◆地域の特性を活かした、仕事をつくる
○〔継続〕新たなまちづくり拠点と産業用地の創出 7,774万円
未来産業用地開発事業において「大堤地区」では、基礎調査の一環として開発による交通影響調査を実施しており、最適な道路網と施設規模を検討します。「東山田・谷貝地区」では、立地企業4社による造成工事が進んでおり、市においても円滑な事業の進捗に向け、周辺の道水路整備を行います。また、約9.5ヘクタールの北側拡張エリアについて、地権者の意見を踏まえながら、新たな企業の誘致を進めます。

◆移住と定住を促し、新しい人の流れをつくる
○〔継続〕若い世代の移住・定住の促進 3,580万円
市内居住誘導区域で新たにマイホームを取得する39歳以下の若者世帯や、15歳以下の子どもを養育する子育て世帯に対して引き続き奨励金を交付し、移住・定住の促進を図ります。

○〔継続〕新たなまちづくりの構想検討 658万円
昨年度に実施した、大堤南部地区全体のまちづくりの方向性や整備手法等の検討調査を踏まえ、整備手法別の構想案を検討し、事業化に向けたまちづくりの方針をまとめます。

◆市民協働 地域のみんなでまちづくり
○〔新規〕SDGs未来都市推進事業支援補助金の創設 100万円
SDGs未来都市推進事業支援補助金を新たに創設し、古河市SDGsパートナー等による民間主体の取り組みを支援します。市民・企業・行政などが連携しながら、地域におけるSDGsの普及・展開を推進します。

◆産業労働 活気とにぎわいのあるまちづくり
○〔新規〕市内空き店舗の実態調査 1,788万円
市内にある空き店舗の有効活用を図るため、地域の商業環境や消費者ニーズの調査・分析を行います。分析結果を基に関係機関と連携しながら、出店希望者とのマッチング支援等を実施し、商店街の活性化やまちのにぎわい創出を目指します。

◆生活環境 安全で快適なまちづくり
○〔継続〕一般廃棄物処理施設将来構想の策定 1,725万円
市内ごみ処理施設の老朽化等の現状を踏まえ、安定かつ効率的なごみ処理を行うために、どのような施設が必要となるかについての検証を進め、構想を策定します。

◆都市基盤 魅力的で利便性の高いまちづくり
○〔新規〕公園施設の計画的な維持管理 1,300万円
公園施設の安全確保と維持管理を計画的に行うため、長寿命化計画を策定します。国の交付金等を活用しながら計画的な修繕を行うことで、施設の長寿命化を推進し、ライフサイクルコスト(施設等の計画・設計から解体までの全期間にかかる費用)の削減と修繕コストの平準化を図ります。