- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県下妻市
- 広報紙名 : 広報しもつま 令和7年4月号
今年はこれをやります!
令和7年度予算は、「こども・子育て支援」、「教育施策」及び「防災・減災対策」に重点を置き、ふるさと下妻寄附金を有効に活用するなど、必要な財源を確保しながら、重点的・効率的な配分に徹する予算編成となっております。
この予算特集では、市の財政状況をはじめ予算がどのように使われていくのかを、総合計画の分野別6項目に分けて作成しました。特に、「中学校給食費無償化」や「雨水調整池整備事業」「避難所物資強化事業」などが「今年はこれをやります!」の注目ポイントとなります。
市の財政状況や事業をお知らせすることは、市民と行政が協働したまちづくりを進めていくために、とても大切なことです。今回の特集により、市民の皆さまが、市の財政や事業を身近に感じ、少しでも関心を持っていただくきっかけになればと思います。
下妻市が将来にわたって活力と魅力あるまちとして発展し続けるために、子育て、教育、医療をはじめ、生活の利便性向上など様々な施策を展開し「下妻に住んでよかった」と実感できるまちづくりを目指して取り組んでまいります。
■予算総括
■一般会計歳入
市税の内訳
市民税:28億2,429万円
固定資産税:28億4,928万円
軽自動車税:1億5,913万円
たばこ税:3億5,160万円
入湯税:1,344万円
■一般会計歳出
■用語解説
◆歳入
○自主財源
市が自主的に集めることができる財源のこと。自主財源が多いほど行政活動の自主性と安定性を確保できます。
市税:市民税や固定資産税など
寄附金:ふるさと下妻寄附金など
○依存財源
国や県の基準に基づき交付されたり、割り当てられたりする財源のこと。
国・県支出金:特定の目的のために国や県から交付されるお金
地方交付税:地方公共団体ごとの税収の差を調整するために国から配分されるお金
市債:市の施設をつくるためなどの特定の目的のために国や銀行等から借り入れるお金
◆歳出
○性質別支出
人件費:議員の報酬や職員の給与など
物件費:光熱水費や消耗品費、通信運搬費、委託料など
扶助費:生活保護費や障害者福祉、児童手当など
補助費等:一部事務組合に対する負担金や各種団体への補助金など
普通建設事業費:公共施設等の建設、改良工事など
公債費:事業を行うために国や銀行等から借り入れた市債(借金)の返済にあてるお金
繰出金:国民健康保険や介護保険などの特別会計の収入を補うためのお金
○目的別支出
議会費:議員の報酬や議会の運営など
総務費:庁舎や財産の維持管理、税金の徴収、戸籍管理等の経費など
民生費:高齢者や障害児者、子育て等の福祉サービスなど
衛生費:健康推進、疫病予防、環境対策、ごみ処理など
農業費:農林業の振興、農道整備など
商工費:商工業の振興や観光推進など
土木費:道路、河川、住宅、公園等の整備や維持管理など
消防費:火災や地震、風水害対策や消防施設の整備など
教育費:学校教育、社会教育、スポーツ振興など
公債費:借り入れた市債の返済にあてるお金