くらし TOPICS~しもつまニュース~(1)

■旭日双光章(地方自治功労)/中山政博さん
元 下妻市議会議員
中山政博(まさひろ)さん(鎌庭・70歳)は、千代川村議会議員として6年間、下妻市議会議員として11年9カ月の間、市政の発展と地方自治の振興に貢献されました。特に教育や福祉の充実に尽力し、子どもから高齢者までが安心して暮らせる環境づくりに寄与しました。平成23年12月からの2年間は副議長として議会運営を支え、地域の安全や子育て支援にも積極的に取り組まれました。
中山さんは、消防団としての活動や、また、大形小学校前の道路幅の改良や歩者分離信号の導入を推進するなど、地域の安全を守るためにも尽力されました。さらに、地元の大人神輿の復活にも貢献し、地域活性化にも寄与されました。
中山さんは、「このような名誉をいただき感謝申し上げます」との感謝の意を表し、最近では子どもたちの剣道指導を楽しみにされているともお話しされていました。このたびの受章おめでとうございます。

■瑞宝双光章(教育功労)/小林仁さん
元 結城市立結城小学校長、前結城市教育委員会教育長
小林仁(じん)さん(黒駒・70歳)は、昭和52年に新採教員として結城市立南中学校に着任、平成17年には、猿島郡総和町立(現・古河市立)小堤小学校長に就任し、平成26年に結城市立結城小学校長を退職されました。その間、県教育庁義務教育課に10年間勤務し、県の教育行政にも尽力されました。退職後は、結城市教育委員会教育長として7年間、人間性豊かな児童生徒の育成と教職員の資質向上に努められました。
小林さんは「今回の受章は、児童生徒、保護者や地域の方々、先輩や同僚など多くの皆さまとの良き出会いのお陰と深く感謝しております」と感謝の意を表し、最近では野菜作りと散歩を楽しみにされているともお話しされていました。
このたびの受章、おめでとうございます。

■瑞宝単光章(調停委員功労)/熊倉洋治さん
元 水戸家庭裁判所調停委員
熊倉洋治(ようじ)さん(下妻丁・73歳)は、平成13年から令和7年までの24年間にわたり、水戸家庭裁判所の調停委員として活躍されました。
調停委員は、裁判所で紛争を解決するために中立の立場で話し合いをサポートする役割を担っています。熊倉さんは、その温かい人柄と柔軟な対応で、多くの難しい案件を解決に導いてきました。特に、子どもの養育をめぐる争いでは、当事者双方の意見を丁寧に聴き、迅速かつ的確に調整を行うことで、多くの信頼を得てきました。熊倉さんは、調停制度への信頼を高める大きな貢献となり、他の委員の模範ともなっています。
熊倉さんは「このような章をいただき、感謝申し上げます」と感謝の意を
表しました。また、最近ではゴルフを楽しまれているとのことです。このたびの受章、おめでとうございます。

■瑞宝双光章(学校保健功労)/森田清さん
元 学校薬剤師
森田清(きよし)さん(宗道・88歳)は、昭和40年に薬剤師免許を取得し、家業の薬局を継ぎ、地域の学校薬剤師として46年間、子どもたちの健康と安全に心を尽くしてきました。
森田さんは、学校の環境を整えるために丁寧な検査や指導を行い、子どもたちが安心して学べる場を作ることに努めました。また、地域の皆さんの健康相談にも応じ、親しみやすい存在として信頼を寄せられてきました。専門的な知識を活かし、後輩の育成にも力を入れ、地域と教育の発展に大きく貢献されました。
この叙勲受章は、森田さんの長年の功績が認められたものです。森田さんは、「このような章をいただけてありがとうございます」と述べました。このたびの受章、おめでとうございます。

■藍綬褒章(消防功績)/寺田光浩さん
現 下妻市消防団団長
寺田光浩(みつひろ)さん(二本紀・67歳)は、平成6年に消防団に入団して以来、30年以上にわたり消防団活動に取り組んでいます。寺田さんは、温厚で責任感が強く、団長として地域の安全に貢献されています。特に、旧下妻市と旧千代川村の消防団の統合に尽力されました。また、女性消防団員の加入を促進し、地域の防災教育にも力を入れています。
団長に就任後は、防火水槽や消火栓の設置、消防ポンプ自動車の更新を積極的に行い、消防力の向上に貢献しています。災害現場では豊富な知識と経験を活かし、優れた指揮を発揮しています。
寺田さんは「このような章をいただきありがとうございます」と感謝の意
を表しました。
寺田さんの活動は、地域の安全を守るための重要な支えとなっており、今後もその貢献が期待されています。このたびの受章、おめでとうございます。