- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県下妻市
- 広報紙名 : 広報しもつま 令和7年9月号
■笑いと文化でつながる国際理解
ダイアン吉日(きちじつ)氏による人権教育講演会
8月6日、千代川公民館において、イギリス出身の落語家・ダイアン吉日氏をお招きし、「ダイアンから見た日本~笑いで世界をひとつに~」と題して、人権教育講演会を開催しました。
ダイアン氏は、バックパッカーとして60カ国以上を旅した経験をもとに、日本の文化の素晴らしさや異文化の魅力をユーモアたっぷりに語りました。英語落語では、日本の伝統芸能を巧みにアレンジした笑いの数々で会場を沸かせ、また、旅のエピソードや日本の文化への親しみを交えたトークで、参加者の皆さんは大いに笑いながら国際理解を深めていました。
「日本の文化を大切にしながら、世界の人々と笑いでつながりたい」というダイアン氏の思いが詰まった講演に対し、参加者から「笑いながら文化の違いを学べた」「日本の良さを再発見できた」との声が多く寄せられました。
問合せ:福祉課
■地域の安全を守る見守り活動
SMCが通学路の立哨指導を実施
7月15日、高道祖小学校周辺で地域の安全を守る見守り活動が行われました。この取り組みは、工場の開設に伴い交通量が増加し、通学路が危険視されたことから始まりました。
今年5月に、SMC株式会社、下妻警察署、高道祖小学校、青少年を育てる下妻市民の会による四者会議で、特に交通事故発生の恐れがある交差点での立哨指導の必要性が話し合われ、実施されたものです。
SMC株式会社の榎本亮下妻工場長は、「信号のない交差点が危険との声を受け、地域貢献として見守り活動を始めました。今後も地域と共に安全を目指したい」と述べました。
子どもたちの安全な通学を支えるため、皆さんのご理解とご協力をお願いします。
問合せ:生涯学習課
■東京・大田市場で下妻産「幸水梨」のトップセールス
8月5日、東京都大田区の大田市場にて、菊池市長をはじめ、JA常総ひかり組合長、下妻梨部会長らが参加し、下妻産「幸水梨」のトップセールスを実施しました。
菊池市長は「下妻といえば梨、梨といえば下妻」と力強くアピールし、会場では採れたての幸水梨の試食を提供。市場関係者からは「甘くてうまい!」と絶賛の声が続出し、下妻梨の品質の高さが改めて評価されました。
幸水梨は、糖度が高くジューシーな味わいが特徴で、シャリシャリとした心地よい食感が楽しめます。酸味が少なく、柔らかい果肉はどなたでも食べやすいのが魅力です。ぜひこの機会に、下妻が誇る旬の梨のおいしさをご堪能ください。
問合せ:農業政策課
■梨農家の若手リーダーが市長を表敬訪問
市役所で7月17日、地元の梨農家の若手リーダーである粟野寿広さん(若柳)と塚田祐貴さん(大木)が市長を表敬訪問しました。粟野さんは農業経営士に、塚田さんは青年農業士にそれぞれ茨城県から認定されたことを受け、その報告を行いました。
粟野さんは、4.5haの梨園を経営し、「下妻甘熟梨」のブランド力を高めるとともに、ジョイント栽培を導入して効率的な大規模経営を実現しています。また、塚田さんは5haの梨園を経営し、下妻市果樹組合連合会青年部の部長として地域の農業を牽引しています。
粟野さんは「今後も地元農業の発展に尽力したい」と述べ、塚田さんは「若手農業者のリーダーとして頑張りたい」と抱負を語りました。
問合せ:農業政策課
■法務大臣から感謝状を受けた横倉和夫さん
横倉和夫さん(小島)は、平成26年4月から11年3カ月にわたり人権擁護委員として地域に貢献してきました。このたび、法務大臣から感謝状が贈られ、7月23日に菊池市長から伝達が行われました。
横倉さんは、豊かな経験を活かし、人権相談や小学生を対象とした人権教室など、様々な人権啓発活動に尽力されました。
問合せ:福祉課
■新たな人権擁護委員に大澤敦子さん
大澤敦子さん(小島)が、横倉さんの後任として令和7年7月1日付で法務大臣から委嘱されました。
人権擁護委員は、地域の皆さんからの人権相談を受け、問題解決のサポートや被害者救済のための活動を行っています。また、人権尊重の重要性を伝えるための啓発活動も行っており、任期は3年です。
問合せ:福祉課