くらし さしま茶ふれあい学習

5月8日、県立農業大学校で、市内12小学校の4年生を中心とした約400人が「さしま茶ふれあい学習」をおこないました。
この学習は、地元の特産品であるさしま茶について子どもたちに知ってもらおうと、茨城県茶生産者組合連合会坂東支部が主催。子どもたちは夢中になって新芽を摘み取り、楽しみながら学びました。
(1)お茶の説明
茶からできるのは緑茶、ウーロン茶、紅茶です。
(2)茶摘み体験
「一芯二葉(いっしんによう)」という摘み方を教わりました。
(3)製造工程見学
蒸したてのお茶の葉は、とても良い香り。
(4)新茶の試飲
苦いけどおいしい。おかわり。もう一杯!
市の特産品さしま茶は、歴史が深く、日本で初めてアメリカに輸出されたお茶です。
今から約160年前、岩井の豪農・中山元成(なかやまもとなり)翁は、ペリーの浦賀来航を機に海外市場に注目。さしま茶の宣伝に奔走し、1859年(安政6年)、アメリカへの輸出に成功しました。