くらし まちの話題(2)

■岩井中学校で交通安全教室
4月22日、岩井中学校で「スケアード・ストレイト交通安全教室」が開催されました。
スケアード・ストレイトとは、恐怖を実感することで危険行為を未然に防止するための教育手法です。
教室は、全国共済農業協同組合連合会(JA共済)と茨城県警察の共同開催で行われ、校庭で生徒の皆さんが見守る中、スタントマンによる交通事故の再現が行われました。悲惨な事故の様子を目の当たりにし、思わず悲鳴をあげる生徒も見られました。
このほか、通学での自転車乗用時に注意すべきことについて講話があり、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。
交通安全教室を通じて、小さな油断が大きな事故に繋がることや、日頃から交通ルールを守ることの大切さを再確認することができました。

■坂東市スポーツ協会総会が開催
4月10日、坂東市LIXIL総合体育館で坂東市スポーツ協会の総会が行われ、令和6年度に関東大会や県大会で優秀な成績を収められた方々が表彰されました。ご受賞おめでとうございます。
表彰された皆さんは次のとおりです。

◇令和6年度坂東市スポーツ協会表彰受賞者
※詳しくは本紙をご覧ください。

■応急手当普及員として長年活躍
◇表彰おめでとうございます
松田巌(まつだいわお)さん(岩井)
応急手当普及員として消防本部の応急手当普及啓発事業に尽力されたことで、茨城西南広域消防本部消防長から表彰状が贈られました。
松田さんは約17年間にわたり、市内事業所などで応急手当の指導を行いました。内容は主に心肺蘇生法やAEDの取扱方法で、指導をした方は1500人以上になるそうです。
表彰を受け、松田さんは「長年の活動が地域のお役に立っており、大変嬉しいです」と話していました。

■神田祭 武者行列に坂東市が参加
5月10日、東京都千代田区で行われた令和7年神田祭に、坂東市が武者行列として参加しました。今回の参加は、平将門公を御祭神とする神田明神との長きに渡る交流により実現したもので、平成6年以来、31年ぶりとなります。
重厚な鎧(よろい)に身を固めた坂東武者や、優美な着物に身を包んだ姫、総勢20名が東京の街中を練り歩きました。沿道に詰めかけた多くの来場者からは坂東市の名前が上がり、写真を撮りながら応援する姿が見受けられました。

■田植え体験会
5月9日、長須小学校4年生が長須地内の水田で田植え体験を行いました。
この活動は、長須西部地域資源保全協議会(西総土地改良区)が主催で、農業や食への関心を深めてもらいたいと実施したイベントです。
参加した児童の皆さんは、長須西部地域資源保全協議会のメンバーや地元農家の方の指導のもと、苗の持ち方や植え方、水田での歩き方などを教わり、楽しそうに苗を植えていました。
田んぼの先生鈴木裕さんは、「手植えによる田植えを経験してもらいましたが、みなさんがタブレットを使って学習するように、農業も機械化が進んでいます。AIを導入して田植えなどをする技術もあるんですよ」と話していました。
児童は今後も苗の観察を続け、秋には植えた稲の手狩りでの収穫体験も行う予定です。