- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県かすみがうら市
- 広報紙名 : 広報かすみがうら No243 2025年6月号
■気をつけて!不安をあおる分電盤の点検商法
○事例
電話がかかってきて分電盤の点検を勧められ了承したところ、業者が来訪した。分電盤を点検してすぐに「これは古いのですぐに交換しなければ漏電して火事になる」と言われた。今までトラブルはなかったものの、何十年も交換していなかったため、信用して約15万円の交換工事の契約を結び、前金を支払った。しかし、後からよく考えると高額ではないかと思う。工事を中止してほしい。(80歳代)
○ひとこと助言
・分電盤を含む家庭用の電気設備については、4年に1回の法定点検が電力会社に義務付けられています。法定点検の場合は、必ず事前に書面で通知の上、登録調査機関の調査員証を携帯した調査員が来ます。点検後にその場で何らかの契約を勧誘することはありません。
・分電盤に限らず、点検を持ちかける突然の電話や訪問には注意しましょう。
・分電盤は経年劣化により故障する可能性があります。心配な場合は電力会社などに相談しましょう。
・特定商取引法上の訪問販売に該当する場合は、契約書面を受け取った日から8日以内であればクーリング・オフできます。
・困ったときは、早めに市消費生活センターまたは国民生活センター
【電話】188)までご相談ください。
[市消費生活センター開設日]
時間:午前9時~正午/午後1時~4時
(月)~(金) 場所…霞ヶ浦庁舎
(土)(日)(祝) 国民生活センター【電話】188で電話受付
『消費生活センター』は、本紙またはPDF版掲載の二次元コードよりご覧ください。
問合せ:市消費生活センター
【電話】029-897-1111