- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県桜川市
- 広報紙名 : 広報さくらがわ No.471(2025年5月1日号)
総額:360億3,835万5千円
一般会計:223億3,000万円
市の基本となる令和7年度当初予算が、令和7年第1回桜川市議会定例会で、成立しました。
市財政の中心となる一般会計予算額は223億3,000万円で、前年度と対比して6.8%増額となりました。また、国民健康保険特別会計など4つの特別会計と3つの事業会計を含めた予算総額では、360億3,835万5千円となり、前年度と対比して4.3%増額となりました。今月号では、主に一般会計予算の概要を歳入・歳出別にお知らせします。
■令和7年度当初予算一覧
■市民1人(1世帯)当たりは、こんな金額
市の予算を市民の皆さんに身近に感じていただくため、令和7年度一般会計予算の歳入(市税)と歳出を、市民1人(1世帯)当たりで表してみました。金額は、4月1日現在の人口と世帯で割ったものです。
※人口:35,782人
世帯:13,589世帯
(令和7年4月1日現在の常住人口)
◇市民の皆さんが負担する税を1人(一世帯)当たりに換算すると
12万7,628円(33万6,066円)
◇市政に使われるお金を1人(一世帯)当たりに換算すると
62万4,057円(164万3,241円)
■一般会計の歳入
(1)地方交付税
自治体の均衡のため、国から交付されるお金
(2)市税
市民税、固定資産税、軽自動車税など
(3)市債
事業を実施するための長期的な借り入れ
(4)国庫支出金
学校や福祉、道路建設などに対する国からの補助金など
(5)繰入金
基金の取崩しなど
(6)県支出金
道路の建設などに対して県から補助されるお金
(7)地方消費税交付金
地方消費税の一部が県から交付されるお金
(8)寄附金
ふるさと納税など
(9)地方譲与税
国から譲与されるお金 例)森林環境譲与税
(10)その他
施設利用料や証明書発行手数料など
■一般会計の歳出
(1)民生費
児童・高齢者・障がい者等の福祉サービスなどの経費
(障がい者支援などのため13億7,382万6千円を計上)
(2)総務費
選挙や戸籍管理、庁舎管理などの経費
(新庁舎建設のため令和7年度割24億7,237万4千円を計上)
(3)教育費
学校教育や学校施設、生涯学習、スポーツ事業などの経費
(児童生徒のタブレット端末更新のため3億1,012万3千円、公立学校の空調設備整備のため2億1,092万7千円を計上)
(4)土木費
道路や公園の建設や維持管理、市営住宅管理などの経費
(市内の道路改良工事などのため2億7,340万8千円を計上)
(5)衛生費
健康の維持増進やごみ処理、環境保全などの経費
(ごみ処理などのため6億6,896万7千円を計上)
(6)公債費
市の借金返済にあたる経費
(7)消防費
消防や防災、消防団の運営などの経費
(8)農林水産業費
農林業の振興や支援、改良整備などの経費
(9)その他
商工業の振興や観光、議会運営などの経費