- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県大子町
- 広報紙名 : 広報だいご 令和7年11月号
■生瀬小学校
豊かな自然に囲まれた生瀬小学校では、「未来を幸せに生きる力を育む教育の推進」を学校教育理念とし、今年度「自ら考え、助け合って実行へ! ~多くの感動体験を通して~」を目標に、30人の児童が充実した学校生活を送っています。
1.自ら考え、共に学ぶ学習活動
授業では「考え、表現する力」を育むことを中心に、話合いや発表を取り入れています。子どもたち一人一人が主体的に学びに向かう姿勢を育み、仲間と協力して課題を解決しようとする力を高めています。
2.豊かな自然環境をいかした体験活動
5月に全校児童で田植えを行い、9月には収穫の喜びを分かち合う稲刈りを行いました。暑い中での作業でしたが、黄金色に実った稲を刈り取る子どもたちの表情には満足感があふれていました。この貴重な体験は、多くの保護者の方にご協力いただき、実施することができました。
3.オンラインによる交流活動
多様な価値観に触れることは、子どもたちの視野を広げ、豊かな心を育みます。本校は、台湾の小学校と筑波大学附属聴覚特別支援学校とのオンラインによる交流活動をしています。活動を通して、言葉や聴覚特性が異なる相手に対し、どうすれば自分の思いや情報をわかりやすく伝えられるかを主体的に考えるようになりました。
4.異学年とのかかわり
生瀬小学校の魅力は、学年を越えた温かい交流です。休み時間には、上級生が下級生と遊び、優しく面倒を見る姿が見られます。このかかわりによって、上級生には思いやりやリーダーシップが、下級生には安心感や上級生への憧れが育まれており、子どもたちの間には穏やかな時間が流れています。
これらの活動を通して、子どもたちは心身ともに、日々たくましく成長しています。子どもたちの純粋な好奇心やひたむきに取り組む姿、そして感動に満ちた笑顔は、教職員にとって大きなエネルギーとなっています。これからも子どもたちの「生きる力」を育むため、地域や保護者の方と連携し、より一層教育活動を充実させていきます。
問合せ:教育委員会事務局学校教育担当
【電話】79-0170
