健康 結核について正しく知りましょう 3月24日は世界結核デー

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結核は昔の病気と思われがちですが、今でも新たな結核患者が発生している重大な感染症です。
結核について正しく理解し、予防を心掛けましょう。

令和5年に新たに結核と診断され、保健所に登録された患者数は全国で1万96人です。
本市では、過去3年間の平均で約30人の結核患者が発生しました。結核は決して他人事ではありません。早期発見のために、結核について正しく知ることが大切です。

■結核とは
結核菌によって主に肺に炎症が起きる病気で、重症の結核患者の咳(せき)やくしゃみで飛び散った結核菌を周りの人が直接吸い込むことで感染(空気感染)します。
結核菌を吸い込んで感染しても、生涯のうちで実際に発病するのは10人に1~2人程度で、全員が結核を発病するわけではありません。
体の免疫の働きによって、結核菌の増殖が抑えられている場合は発病しません。しかし、体内に残った結核菌は、休眠状態で生き続け、私たちの免疫力が弱るときをひそかに狙っています。結核を発病しないためには、日々の健康管理が大切です。

■早期発見が大切 症状を見逃さないで
・咳が2週間続く
・痰(たん)が出る
・微熱が続いている
・体がだるい
・急に体重が減る
結核の初期症状は風邪の症状によく似ているため、見逃されてしまうことが多くあります。また、高齢者では、咳や痰など、風邪症状が現れないこともあります。
咳や痰、微熱が2週間以上も続いている、体重が減る、食欲がない、体がだるいなどの症状が見られたら、結核を疑って早めに医療機関を受診しましょう。

■結核の予防のためのポイント
・十分に睡眠を取る
・適度に運動する
・バランスの取れた食事をする
健康的な生活が免疫力を高め、結核の予防につながります。また、抵抗力の弱い乳児は、結核に感染すると重症化しやすいため、BCG接種が有効です。
感染予防・発病予防のため、普段から「十分な睡眠」「適度な運動」「バランスの取れた食事」「禁煙」「年に一度の健康診断」を実践し、免疫力を高めましょう。

■高齢者は要注意
高齢者は若い頃に結核の流行を経験し、すでに感染している人が多く、体力・抵抗力が低下したときに、眠っていた結核菌が目を覚まして発病する事例が増えています。結核を発病した人の約5割が70歳以上の高齢者です。

■保健所での支援
保健所では、結核を診断した医師からの届け出をもとに、患者に対して結核医療費の公費負担制度の説明や服薬支援、家族や周囲に対する接触者健康診断などを行っています。
結核はきちんと治療すれば治る病気です。患者も周囲の人も、心配なことがあるときは保健予防課へご相談ください。

問合せ:保健予防課
【電話】626-1115