- 発行日 :
- 自治体名 : 栃木県宇都宮市
- 広報紙名 : 広報うつのみや 2025年3月号 No.1788
ID:1004488
本市の自殺者数は、平成21年の144人をピークに、令和4年には77人となっています。自殺者数は減少していますが、依然として、自殺に追い込まれる人がいます。
3月は自殺対策強化月間です。自殺を防ぐために、できることを考えてみませんか。
■自殺に至る背景
自殺は「追い込まれた末の死」であり、その背景には、心だけでなく、体の健康問題、経済・生活や、人間関係の問題などが複雑に関係しています。
生きることを支えるためには、専門機関の支援に加え、家族や友人、職場など身近な場所での信頼できる人たちの存在が不可欠です。地域社会で生活する皆さんが、一丸となって自殺対策に取り組むことが重要です。
■大切な人の命を自殺から守るために
調査で「自殺したいと思ったことがある」と答えた人の約6割が、「誰にも相談したことがない」と答えています。
日ごろから、互いの様子に目を配り、声を掛けるなど、家族や地域のつながりを大切にしましょう。
◇自殺対策の4つのヒント
・気付き
心の不調を示すサインなど「自殺のサイン」に気付きましょう。
・傾聴
本人の気持ちを尊重し、耳を傾けましょう。
・つなぎ
早めに専門の医療機関や相談機関に相談するよう促しましょう。
・見守り
温かく寄り添いながら、じっくりと見守りましょう。
■悩んでいる人に寄り添う「ゲートキーパー(命の門番)」
自分の周りにいる、悩みを抱えている人に気付き、声を掛け、話を聴き、思いに寄り添い、必要に応じて相談先につなぎ、見守っていく人をゲートキーパーといいます。
地域社会で生活している私たち一人ひとりが、ゲートキーパーの意識を持つことは、「誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現」に近づけるために大切な取り組みの一つです。
■チェックしてみましょう
気付いてほしい「心のSOSのサイン」
◇自分で気付く変化
・気分が沈む、憂うつ。
・イライラする、怒りっぽい。
・気持ちが落ち着かない。
・胸がどきどきする、息苦しい。
・食欲がない。
・なかなか寝付けない、熟睡できない。
◇周囲の人が気付きやすい変化
・感情の変化が激しくなった。
・表情が暗くなった。
・一人になりたがる。
・不満、トラブルが増えた。
・遅刻や休みが増えた。
・ミスや忘れ物が多い。
■独りで悩まないでください
相談先やパネル展
◇こころの健康に関する相談
相談先:保健予防課(竹林町・保健所内)【電話】626-1116。
日時:月~金曜日、午前8時30分~午後5時15分。
◇自殺予防相談
相談先:栃木いのちの電話【電話】643-7830(なやみゼロ)。
日時:土・日曜日、祝休日を含む毎日。24時間対応。
◇自殺対策強化月間パネル展
期間・会場:
3月17日まで…中央図書館(明保野町)、
3月10〜14日…市役所1階市民ホール。
問合せ:保健予防課
【電話】626-1116