くらし はたちの座談会2025~Camp Talk~

1月25日、スノーピーク鹿沼キャンプフィールドandスパを会場に、恒例の「はたちの座談会」が開催されました。
参加したのは市長・教育長と今年度二十歳になる10人。スノーピークの桝田店長も参加し、キャンプグッズを囲み、窓の外に拡がるたくさんのテントを眺めながら、和やかな雰囲気での意見交換会となりました。

■鹿沼市をよりよくするためには
橋本:地元を出て、都会に住んでいます。小中学校の時、木の机で勉強し、木のあたたかさを感じていました。鹿沼は木工のまちなのでもっとその点を推したらいいと思います。
齋藤:私も県外に住んでいますが、鹿沼に帰ってくるとほっとします。図書館とか文化活動交流館は素敵な施設なので、日常的に人が集まるような憩いの場になったらいいですね。
石川:子育てをしていますが、いろいろな手当や補助などの情報を、知らない人も多いようです。もっとわかりやく発信するなど、子育てに力をいれてほしいなと思います。
市長:さまざまな角度からの提案ありがとうございます。子育てについては、令和7年度以降、支援の充実を図るとともに、内容をわかりやすくする取り組みを準備しています。

■いちご市を広めるための具体的な取り組み
栗田:若者がよく見るSNSを利用して、いちご市をよく知ってもらうといいと思います。
石綱:いちごの生産量が大事だと思います。生産量とか、作付面積とか何かいちごに関して、目標というかゴールを決めたらいいと思います。
橋本:いろいろな地域から、鹿沼にいちご狩りにきてもらえるよう宣伝するといいと思います。
市長:やはりSNSでの発信は大切だと思いますので、発信を強化していきたいですね。鹿沼市の今の作付面積やいちご農家の数を減らさないよう、官民連携して新規就農者の確保に取り組んでいます。

■交通の利便性について
市村:駅まで無料で行けるバスがあるといいです。予約バスも、もう少し自由な時間に予約できるともっと便利になって、車の運転をしなくても通学できるのでいいですね。
嶋田:道がガタガタで自転車がパンクしそうになったことがあります。道路の整備をしてほしいです。
和田:危険な通学路があります。歩道が整備されれば、子どもたちも生活しやすいし、ドライバーも運転しやすくなると思います。
橋本:JRと東武の駅や高速道路のインターチェンジがあり、都会から来やすいので駅からのバス路線を拡充してほしいです。
市長:バスについては、便利になるように取り組んでいます。道路の整備は、どこに重点的に予算を使うか検討し、危険箇所をなくしていくように取り組んでいきます。

■鹿沼市の観光の発展
山崎:観光情報を発信するインスタグラマーとコラボするといいと思います。僕たちが観光に行くときは、投稿を参考にしています。
和田:秋まつりで太鼓をたたいていますが、秋まつりのことを市外の人は知らない人が多い。情報発信を強化して、国内外の人がきてくれたら、もっと盛り上がると思います。
半田:鹿沼の観光といったら秋まつり。ユネスコ無形文化遺産にも登録されて、いろいろな人に知ってほしい最高のお祭りです。
市長:「秋まつり」と検索したら、鹿沼の秋まつりが出てくるくらいPRしたいと思っています。そのためにどういう手段をとればいいか、研究すべき課題かな。

■二十歳の抱負
石川:人任せなところが多いので、自分の行動や発言に責任をもって生活していきたいです。
齋藤:自分で自分の限界を作らず、何事にもチャレンジ精神をもって頑張っていきたい。今しかできないことを、めいっぱい楽しみたいです。
石綱:家族や学校の先生とか友人に恩返しできるような二十歳になっていきたいです。
教育長:自分の人生のことをちゃんと見つめて立派です。今度新しく給食で「シウマイランチ」をやります。こんな風に、みなさんも新しいことに挑戦していってほしいです。鹿沼市がもっとよくなるためにどんどんアイデアを出して、新しい提案をしてほしいですね。

※詳しくは本紙をご覧ください。

■座談会に参加したスノーピーク 桝田店長
鹿沼に出店することになり、家族で移住してきました。自然が豊かで風景が止まっているのが良くて、子育てにもいい環境ですね。スノーピークとしても、ここを拠点にして市内をめぐってもらえるような企画を考えていきたいと思っています。

■市長・教育長から、みなさんへのメッセージ
▽松井市長
仲間を大切にしながら、自分の可能性をみいだすためにいろいろなことにチャレンジしていこう。

▽中村教育長
自分の世界を少しでも拡げられるように、いろいろな所を自分の目で見て、体験していってほしい。

問合せ:生涯学習課青少年係
【電話】63-8323