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真岡市立図書館 責任者の奈良部さん。現在、複合交流拠点施設monacaに新たにオープンする図書館の準備を進めています。司書になりたいと思ったきっかけや、真岡市での思い出、新たな真岡市立図書館での今後の目標について取材しました。

■真岡市複合交流拠点施設monaca
真岡市立図書館 責任者
奈良部初実(ならぶはつみ)さん

幼い頃から、「図書館」と「本」は、常に身近な存在でした。大人になってもずっと図書館に関わっていたいという思いから、大学で司書の資格を取得しましたが、当時は資格を活かせる職業が限られており、卒業後は東京で会社員として働いていました。しかし、地元で司書の求人募集を見つけたのがきっかけで、栃木市の図書館で司書としてのキャリアをスタート。そして、昨年の4月から真岡市立図書館で勤務しています。
真岡市での思い出は、大正時代のコーヒーを再現し、それを飲みながら好きな本について語り合う「珈琲と本と図書館」を真岡まちづくりプロジェクトとともに開催したことです。地域とのつながりを実感したとても有意義なひとときでした。
真岡市立図書館は、複合交流拠点施設monacaに新たにオープンします。さまざまな世代の人々が自分の居場所を見つけたり、地域とのつながりが生まれるような空間になるよう、これからも工夫を凝らしていきたいと思います。