- 発行日 :
- 自治体名 : 栃木県真岡市
- 広報紙名 : 広報もおか 令和7年3月号No.838
現在、仕事をしながら真岡市消防団第1分団第5部に所属し活躍している松島さん。消防団員になりたいと思ったきっかけや、今後の目標について取材しました。
■真岡市消防団 団員
第1分団第5部 松島徹也(まつしまてつや)さん
平成23年3月11日、中学2年生の時に、東日本大震災が起き、停電や断水を経験しました。その時の無力感から、地震等の災害への備えを意識するようになり、人を助けたい気持ちがより強くなりました。地域に貢献できることはないかと高校生の時にボランティア団体のジュニアリーダースクラブに加入、そして19歳の時、消防団に入団しました。
団員の活動では、火災や水害等が発生した時の出動や、毎月第1火曜日に消防車でサイレンを鳴らしながら市内を巡回し、火災予防の周知に努めています。また年間を通して、出初式や大前神社の消火訓練、消防操法大会等もあります。操法大会で個人賞を受賞した先輩に憧れ、自分も個人賞を目指し、毎日仕事終わりに2時間操法大会の練習を行ったかいあって、今年優秀賞を受賞することができました。今後は、この経験を後輩へつなぎ、大切な人や、家族の命を守るため、アクシデントへ適切に対応できるよう、上級救命士の取得を目指し、知識と技術を学び、経験を積んでいきたいです。