くらし 令和7年度上三川町一般会計予算

◆令和7年度上三川町一般会計予算 145億7,600万円
~『共に創る次代に輝く安心・活力のまち』の実現に向けて~
令和7年度の当初予算が第1回上三川町議会定例会にて可決されました。
このうち、一般会計予算についての概要をお知らせします。

▽会計別予算額
一般会計は、町内小中学校の体育館および上三川日産スポーツセンターへの空調機整備や令和6年度からの継続事業である町庁舎の大規模改修事業、また、物価高騰等の影響により、前年度と比較して予算規模が増加しています。
各特別会計は、一般会計とは区別しそれぞれ保険税や使用料などの特定の収入によって、特定の事業を行っています。

▽主な重点事業(☆は新規事業、◎は事業の拡充)
◎小中学校施設改修事業【6億2,529万円】
体育施設管理事業【1億3,234万円】
小中学校体育館および上三川日産スポーツセンターへ空調設備を設置します。

◎農村地域防災減災事業【5,080万円】
田川流域(五分一・下蒲生地区)の農地、農業用施設への自然災害による被害に対する予防対策を行います。

☆新産業団地整備事業【7,100万円】
新産業団地の周辺道路を整備することにより、交通利便性の向上を図ります。

◎家庭用脱炭素設備等普及推進事業【400万円】
電気自動車や定置型蓄電池システム、ZEH住宅、V2Hの購入費用の一部を補助します。

☆防災DX推進事業【2,515万円】
防災情報発信体制の整備、WEBハザードマップの整備、避難所用蓄電池付き太陽光外灯の設置を行います。

◎庁舎大規模改修事業【8億7,831万円】
災害時の対応拠点となる町庁舎の照明LED化を含めた大規模改修工事を行います。

☆省エネ家電購入促進事業【200万円】
省エネ家電製品の普及促進のため、購入費用の一部を補助します。

◎母子健康教育事業【6,492万円】
例年の母子健康教育事業に加え、上三川町こども家庭センターを設置し、困難事例対応職員を配置します。

◆歳入
町税は、町民税で給与所得等の増加を見込み、前年度から8.6ポイント増の約64億5千万円となっています。
繰入金は、財政調整基金などの基金から約10億円を取り崩します。
国・県支出金は、特定の事業に対して国や県から交付される補助金です。
町債は、小中学校体育館および上三川日産スポーツセンターへの空調機整備、道路の改良工事や河川の護岸整備、町庁舎の大規模改修事業などの財源として、約17億2千万円を借り入れます。
町税の増収を見込んだことにより、自主財源の割合は前年度から1.6ポイント増となっていますが、歳出の増加により、町債の活用や基金からの繰入金等を見込んだ予算編成となっています。

自主財源…町税など、町が自ら得られる収入です。
依存財源…国や県により決められた額を交付される、または割り当てられる収入です。

◆一般会計予算の概要

◆歳出
民生費が、34.6%と一番高い割合を占めています。子育て支援、高齢者や障がい者への支援などの社会福祉事業を行っており、年々増加傾向となっています。
次いで、災害時の対応拠点となる町庁舎の大規模改修工事をおこなう総務費が15.6%、小中学校体育館および上三川日産スポーツセンターへの空調機設置費用を計上した教育費が13.1%となります。
土木費では、道路や橋りょう、河川、公園の整備などを行います。
衛生費には、健康増進やゴミ処理などの費用を計上しており、クリーンパーク茂原や芳賀地区広域行政事務組合斎場の再整備により、増加傾向となっています。
公債費は、町債(町の借金)の返済にあてるための経費です。

問合せ:企画課 財政係
【電話】0285-56-9119