- 発行日 :
- 自治体名 : 栃木県野木町
- 広報紙名 : 広報のぎ 2025年11月号
8月2日(土)に日東工業エニスホールで、まちをより良いものにしていくため、町民の皆様と町長の対話を目的として「タウンミーティング」が開催されました。今回は「町の少子高齢化対策」等をテーマに皆様から貴重なご意見をいただきました。皆様からいただきましたご意見は今後の町政に活かしていきます。ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。
※紙面の都合上、要約しています。
詳細につきましては町HPをご覧ください。
◆少子高齢化対策について
質問 不妊治療中の方も多いが、野木町は他自治体と比較して保険外のものだけが助成対象である等助成金が少ない。不妊治療の費用をもう少し増やせれば、諦めずに出産までいけるかと思う。また出産祝金も同様に他自治体と比較して少ない。
希望としては、保険内外両方から助成金を出してほしい。お祝い金に関して、宇都宮市では心拍確認や妊娠8ヶ月段階といった妊娠途中でもお祝い金を支給しているが、野木町でも同様にお願いしたい。
回答 不妊治療については、近隣市町と情報交換しながら検討しているところです。すぐに給付等は難しいところですが、保険外について保険内につきましても検討させていただきます。またお祝い金につきましても近隣市町を参考にしながら検討しております。政策の一つですのでなくすことは考えておりませんが、増やせるかどうか検討させていただきます。
質問 今小学生だが、野木町は遊水地や煉瓦窯があって思い出もたくさんできると思う。生まれる人が少なくてもまた戻って子どもが産みたくなるような思い出がたくさん作れる町になったらいいなと思う。
回答 思い出を語れるように、どこかに行っても戻ってきてくれるような町、ぜひUターンしてもらえるように頑張っていきます。
◆移住定住について
質問 高校、大学、専門学校等がないため、町に残らない選択肢の方が多いと思う。また車が必要なので、免許証の取得補助や、車の購入補助等をやってみてはどうかなと思う。
回答 免許証を取得するとき、町が補助するような制度や、車の購入時に補助をするような制度は中々難しいところですが、効果について検討するところがあると思います。
なお白鷗大学と協定を結びボランティア活動を行っていただき、中学生や小学生の学習指導に入っていただいたりしています。また、小山南高校がひまわりフェスティバルにおいてボランティアで協力してくださいました。高校・大学との連携を密に図っていきたいと思っております。
質問 地球温暖化の関係で町にある木々を整備したいが、整備している皆様が高齢化してしまっているため、町の皆様が林に入るような仕組みを作っていったらよいと思う。そのために地域通貨をつくり、高齢者や子育て世代のお手伝い等をすると、通貨を貰えて使用できる仕組みがあったらいいと思う。
また給食を切り口として、有機農業の町が子どもたちに浸透すればよいと思う。さまざまなブランドを取り入れ、良いまちにしていこうというイメージ作りも大事だと思う。
回答 町はリサイクルにおいて生ごみから堆肥まで、全循環型であり、行政や広域でも他市町よりは進んでいると思います。
有機農法についても町に先駆者がおりますので、町民の中で有機農法は広がっているとは思います。
なお道路ぎわの平地林については、今年から支援策を講じております。平地林のきちんとした整備や対価を地域に還元できるような仕組みも大変貴重なご意見であると考えております。
◆自由意見について
質問 今の僕たちが町の活性化のために何かできることはありますか。
回答 小中学生から意見をいただき本当にありがたいと思います。皆さんにできることはいっぱいあると思います。僕たちに何ができるか、町に貢献したいという思いとして受け止めましたので、町内7校の子どもたちがもっと町の中で活躍できる機会や意見をもらえる機会をこれから沢山作っていきたいと強く感じています。
問合せ:政策課
【電話】57-4216
